バイナンスCEOのチャンポンジャオ氏が退任したことにより、全BNBを売却しました。
バイナンスCEOのチャンポン・ジャオ氏退任
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の11月21日の報道によると、世界最大の暗号資産取引所バイナンス(Binance)のチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)氏がCEOが退任し、バイナンスはアメリカの反マネーロンダリング規制に違反したという容疑を認めました。
裁判書類によると、以下が主な有罪内容との事
・資金移動業者として登録していなかった
・効果的なマネーロンダリング対策を実施していなかった
・経済制裁のルールに違反した
bainanceからも今回の件に関して正式に発表されています。
チャンポンジャオ氏はバイナンスのCEOを退任するとはいえ、今後は、株主として、またバイナンスに関する歴史的な知識を持つ元CEOとして、引き続き、米国政府機関の決議に定められた枠組みに沿って必要に応じてバイナンスのチームと協議することができます。
また、容疑を認めたことは記載されていませんが、CZ(CZ 🔶 Binance(@cz_binance)さん / X (twitter.com))本人からバイナンスのCEOを退任したことが発表されました。
後任はリチャード・テン(Richard Teng(@_RichardTeng)さん / X (twitter.com))さんです。
バイナンスの地域市場責任者を務めていました。
本来は認めたくはないでしょうが、業界の発展の犠牲になることを選びました。
彼は本当に業界の発展に大きく貢献しました。
これまでお疲れさまでしたということを述べたいです。
BNBを全て売却しました
CEOのチャンポンジャオ氏が退任、罰金は支払うものの、バイナンスは今後も継続します。
しかし、僕はこれまで積み上げてきたBNBを全て売却しました。
理由は、チャンポンジャオ氏の退任につきます。
チャンポンジャオ氏の退任ーーーこれは僕にとっては大きな出来事です。
もともと僕は、BNBは、バイナンスではなく、彼に投資してきたといっても過言ではありません。
その彼が一線から引いてしまう以上、投資の意味がなくなってしまいました。
僕はCZのスピード感や判断力が好きでした。
更に過去にFTXを支援しなかったのも、債務状況だけなく、米国の犬になり果てたFTXの抵抗もあったのでしょう。
中央集権的な取引所でありながら分散を望むなどの彼の仮想通貨に対する理念も大きかったです。
2017年のバイナンスの創業からBNBに出会って約6年間1度も売らずにいましたが、迷うことがなく、全て売却しました。
今はバイナンスチェーンのゲームで持っているわずかなBNBのみ以外は保有していません。
この資金は、しばらくはステーブルコインにして増やしながら大きく下落した際の資金にしようかと考えています。
現在、相場は冷静に見ても少し上がりすぎかなと感じています。
また、現在でもバイナンスの出来高が仮想通貨の大きな出来高を占めており、今回の事件の余波も気になることもあります。
少し反発するとは思いますが、ステーブルにかえて増やしながら静観します。
ただし、ブラックロックのBTCのETF期限が来年の2024年の3月までということで早めに動く予定です。
年内の可能性もありますからね!
とはいえ、いつものように更なる延期もあるので何とも言えませんが、伸びが見込めるもの、長く投資できそうなものを選ぶ予定です。
Binanceの今後
バイナンスはあまりにも成長がはやく、あまりにも強すぎたゆえに目をつけれた潰されたと感じています。
現在、米国はバイナンスだけでなく、コインベースやクラーケンなど大きくなっている取引所を押さえつけるような、まるで仮想通貨を支配しようとする点が気になります。
仮想通貨はどこが支配するというものではないです。
今後、取引所も米国に進出しずらくなると思われます。
バイナンスは今後も使い続けます。
BNBはわずかなBNBを残してほぼ全てを売却しましたが、バイナンスでのローンチの通貨などはまだ売却しておらず、バイナンスに残しています。
バイナンス自体は、CEOが退任、米国からの完全な事業撤退、多額な賠償金を米国に支払うことになりますが、事業の撤退はせず、新しいCEOが就任して事業も継続します。
米国から完全撤退することはむしろプラスだと思っています。
今後の更なるバイナンスの発展を願います。