バブル前に下落した仮想通貨を買う際の注意点

アルトコイン(草コイン)

現在、ビットコインをはじめ多くの仮想通貨が急上昇しています。

しかし、中には、なかなか伸びないコインもあります。

現在、僕はこれでも本格的なバブル前の上昇だと思っており、1度、利確した人や落ちるのを待ってから、どんな通貨を購入しようかなと迷う人もいるでしょう。

そこで、過去のデータを見ながら、どんな通貨を購入するのか?

現在の状況から参考程度になる記事を書いていきます。

※リスク高めで大きく利益を狙う人向けの記事です。リターンはリスクの対価です。あくまでも参考程度にお願いします。

 

結論

※あくまでも個人的な意見です。

購入地点から下落した際のリスクを考慮する

上昇は弱くともあまり上昇していない、可能であれば全戻しのアルトコインを買うことを推奨。

順調な通貨ですら同年に購入しても上昇前と後ではパフォーマンスは天と地ほどの差が出ます。(例:XRPなど)

 

なぜあまり上昇しないアルトコインを購入するのか?

伸びが見込めない可能性があるものの、現時点であまり上昇していないアルトコインを選ぶ主な理由はニつあります。

・仮想通貨は投機要素が強い

・大きな上昇をしたものは下落も大きい

・まだ注目されていない可能性(宝探しの意識)

 

大きな上昇後の下落リスク

現在、上昇しているアルトコインは凄まじい勢いを持っています。

 

すでに瞬間100倍を記録したバイナンスのローンチ通貨ALT。僕は、まだ利確していませんが、こういう通貨を保持しているのであれば利確することを推奨します。

僕が利確していないのは「バイナンスCEOが退任、全BNBを売却しました | 仮想通貨でFIRE!海外移住した男のブログ (crypto-emigration.com)」で述べたように、CZが退任したためBNBを5年ぶりに全て売却したからです。

BNBを今年利確していなければ、仮に日本にいたとしても100%半分は売却しています。

売却していない要因の多くはBNBを売却したためですが、まだ時価総額が低いのと本格的なバブルが来ると予想しており、下落してもその時には更に伸びると予想しているためです。

 

しかし、今からこの仮想通貨を買うとしたら全戻しでもしない限りは僕は購入しません。

なぜなら、大きな上昇の後には必ずといって良いほど大きな下落が待っているからです。

 

今、自分を含めた仮想通貨の市場に多くの人は半減期後に大きく伸びると想定しています。

しかし、もしも予想が外れた時は、現在の上昇率の強いアルトコインは大きな打撃をうけます。

 

例えば、昨日、上昇したTHETA(シータ)を例にあげます。

バブル崩壊後に今になって吹き上がっています。

吹き上がっている理由は、今期の上昇率が低いからです。

 

しかし、このTHETAもかつては現在のAI銘柄のような凄まじい伸びでした。

前回のバブル崩壊で底上げしたものの、ありえないくらい大きく下落しました。

前回のバブルの上昇が凄くて今回の上昇でもまだ週足の200日移動平均線を超えていないくらいです・・・。

つまり、上昇率の高いアルトコインは、もしもバブルが崩壊した場合、大打撃をうける可能性があります。

例えば、このTHETAだとピークで一億円いれていたら300万円まで減ります。

しかし、これが前回のバブルで伸びの悪かったXRP(リップル)だと同じ一億円でも1400万円残ります。

仮想通貨はボラリティが激しいのでどちらにせよ大損ですが、かなり違います。

 

 

仮想通貨の世界では少額でもたった1年で1億円、つまり「おくりびと」になることも可能です。

しかし、その反面、「なぜ一発屋の「億り人」は海外移住からわずか3年で逃げ帰るのか?FIRE志望者が知るべき理想と現実」等にあるように、すぐにお金が無くなってしまう人もいます。

ドバイでは帰国者がかなり多いと聞きます。もちろん、物価などの環境面であわない人もいますが、この理由の大きな理由としては、リスク許容度が変わっていないということです。

仮想通貨で大きく当たるのは宝くじのようなもので、同じ大きなリスクをとり続けていれば、想定外の動きをした際に大打撃をうけます。

 

これは何度でも述べますが、リターンはリスクの対価です。

・良:新通貨は大きく伸びる → 悪:FTXやLunaのように一夜で崩壊、戻らない通貨も多い

・良:AI銘柄は強い → 悪:ボラリティが仮想通貨の中でも高い

・良:鬼畜の伸びのバイナンスのローンチ銘柄 → 悪:FTXのようになる可能性があった、CZ退任など

このようにリターンの裏には、大きなリスクが潜んでいます。

 

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ウォーレン・バフェットの資産額推移

14歳 50万円
19歳 100万円
21歳 200万円
26歳 1400万円
30歳 1億円
35歳 7億円
39歳 25億円
43歳 34億円
44歳 19億円
47歳 67億円
53歳 620億円
56歳 1400億円
59歳 3800億円
66歳 1.7兆円
72歳 3.6兆円
83歳 5.9兆円
85歳 6.7兆円
89歳 8.7兆円
90歳 10.4兆円

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バフェットの資産推移です。

50万円から1億円まで16年間経過しています。

しかし、彼が資産を減らしたのは、赤字の43歳から44歳のみのわずか1年のみです。

リスクを減らしてでもプラスを出し続けることは非常に重要です。

 

一方、彼はリスクを嫌う傾向が見られますが、年をとってリスクを減らしただけかと思われます。

それは、43歳時の減り方を見るとわかります。

1年で株で半分くらい資産を減らすことは稀です。

彼は今も個別銘柄中心で世界経済崩壊に巻き込まれて大打撃をうけたようです。

彼が現金保有を増やし、短期国債を購入しているのもこういった苦い経験もあるからでしょう。

話しを戻して、資産が大きく減るリスクを減らし、プラスであり続けることは重要です。

 

予想は必ずあたるものではない

これは前回の本当の仮想通貨バブルで鬼畜のように伸びたアルトコインのMaticです。

バブルがはじまる年(当時は2021年)までは伸びてもほぼ全戻しするような通貨でした。

2019年の終わりあたりに今のようなプチバブルがありましたが、確かに上昇はしましたが、コロナショックで全戻しのように落ちています。

当たり前ですが、2021年までは上昇しても全戻ししていたので話題になることはありませんでした。むしろ、詐欺と言われていましたw

 

このように次の押し目で購入する理想の通貨は、出来高が高く、今回の伸びを全戻ししているMaticのようなアルトコインです。

逆に購入しないのは、今回でいえばBonkのような大きく伸びすぎたアルトコインです。

恐らく、Bonkは次の調整がきても初値の50倍以上を維持して、本当のバブルがくれば更に上昇するかと思われます。

しかし、先に述べたように予想とは逆、つまり、仮想通貨バブルが今で崩壊した場合は、10年くらいの塩漬けは覚悟して下さい。

XRP(リップル)などもそうですが、急上昇、特にバブルピーク時の高値掴みは5年経っても戻りません。

 

例えば、当時の1リップルが400円から200円になりました。

調整だと思って買いました。

しかし、次のバブルが次に来ませんでした。

結果、5年以上塩漬けという感じです。

なお、400円をつけて6年経過した現在のリップルは100円以下です。

予想とは逆に動いた際のリスクを考える

めちゃくちゃ重要だと思っています。

 

損失を抑え、Maticのような全く上昇しなくても本格バブルで上がる通貨は多々あります。

この時期で重要なのは、僕にとっては出来高であり、価格ではない事もありますが、予測が外れた際のリスクを抑えることです。

まともな通貨で前回の最高値を更新していないアルトコインの大半は大きく伸びすぎたアルトコインです。

数年間伸びていないリップルですら7年間で120倍以上でめっちゃ順調すぎるくらいです。

しかし、それでも同じ7年にも関わらず、購入時期によっては7年間塩漬けです。

特に当時のリップルのような激しい価格があるアルトコインは、同じ通貨で同年の購入時期によってパフォーマンスは全然違います。

僕は購入した銘柄が数年間塩漬けになることは、極力、避けてほしいと思っています。

だからこそ上昇していない通貨をおススメしているわけです。

 

かにたま
かにたま

多くの方は予想とは逆になった時のリスクを想定していません。したがって、仮想通貨で利益を得てもいずれ失う人が多いわけです。

予想は、常に自分の予測通りに動きません。

次の調整でバブルが崩壊したら・・・ということも考慮してみて下さい。

 

最後に

バブル期では流れに乗ることも重要で、勢いの強い(上昇した)通貨を購入というのは確かに有効です。

しかし、大して落ちていないアルトコイン、特に今年大きく上昇した通貨を購入することはあまりおススメできません。

 

ご存じの通り、今の上昇は、株価上昇やビットコインの半減期の期待上げなどで、それだけならまだ良いのですが、いきなり100倍になったりと鬼畜のようにあがる通貨も出てきて、投機的なギャンブル要素が強いです。

ですから、今が実は仮想通貨バブルで、次の下落で崩壊する可能性があるわけです。

そもそもとして儲かったということは、それだけ損をする可能性もあるわけです。

 

それにMaticなどのようにバブル前は上昇してもすぐ戻って話題にもならない今でいう当時は微妙な通貨も最終的には話題となり、大きく伸びることもあります。

前回は伸びが悪かったリップルもバブルが来れば調整前からバブルのピークまでで19倍ほど伸びています。

個人的なスタイルはあるかと思いますが、バブル崩壊も見越して上がっていない通貨の購入を推奨します。

 

Maticのようにバブル前(2021年前)は全く上昇しなかった、もしくは上昇しても戻ったアルトコインの一部を載せておきます。

ちなみに大半の低位の草コインはこのパターンです。

ただし、バブル崩壊で全戻ししたり、一部は消えたため注意して下さい。

 

仮想通貨で移住した後も生活は続きます。

多くの人は、投資も続けることになるでしょう。

今回で終わりではないため、リスクを減らし、「仮想通貨投資・投機で上手くいった後の海外移住のタイミングなど」などで記載したように確実に利益をとることも考慮してみて下さい。

 

比較対象のビットコイン

実は2021年前の本格バブル前の2019年の中盤ほどから現在のような大きな回復&上昇があり、最高値更新に迫りました。

現在のビットコインも最高値に迫っています。

仮にこの時と同じだと次の下落はそこそこの調整があると思っています。

 

比較対象の柴犬コイン

市場に出た2020年の頃は、コロナショックの余波で全く上がらずむしろ下がっていました。

時価総額は1億円以下。

当然、話題すらなっていません。

かにたま
かにたま

プチバブルでは今のような時期でも1億円以下であった柴犬コイン。嘘のような本当の話。

2020年は時価総額1億円以下だった柴犬コイン。

翌年1万倍を超えてDogeコインに次ぐミームコインになるとは当時は誰も知らなかった・・・

 

2021年の本格仮想通貨バブルで100倍以上になったタートルコイン

犬がきたらカメでしょ!wというノリで数千円あまっていたので購入してみたら100万円以上になりました。

チャートをみればわかりますが、プチバブル時は上がったものの本格バブルの年の2021年までは下がり続けていました。

 

前回のアルトコインバブルで最高クラスの伸びを見せたSolana

2021年前のチャート。

プチバブル前は実は5倍になってほぼ全戻ししているのは知られていません。

FTXのサムが保有している銘柄で有名になりましたが、FTXは2019年に設立されていましたが、彼自身が特に有名になったのは取引所が躍進した2021年からであり、当然、話題すらなっていません。

103円→450円→141円→2021年の仮想通貨バブルで29,300円(ピーク)

ただ当時から草の割に出来高は高めでした。

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