仮想通貨投資・投機で上手くいった後の海外移住のタイミングなど

海外移住

仮想通貨の投資や投機で上手く利益を出した際、税金関連で海外移住をされる方も多いと思います。そこで、海外移住のタイミングなど思うことについて記載します。

 

まとめ

※あくまでも個人的な意見です。参考程度にお願いします。

可能であれば、仮想通貨同様にその国が厳しい状態である冬の時代に移住する。特に人口の多い国は落ちても復活する可能性が高い。大手企業中心に好景気?が続き、現状では海外は物価高が進み、インフレ気味、日本はこれからという印象がある。少なくともタイは、現時点では移住の絶好のタイミングではないと思われます。

ただし、利益が出すぎてどうにもならない場合は、移住も考慮に入れます。

 

移住も投資。冬の時代の移住が最強、待つという選択肢も

結論から述べると、来ると思われる2025年の仮想通貨バブルピーク時に移住せず、グレートリセットを待って経済状況がヤバい時に移住するということです。

 

「冬の時代を待つ」

こう言えるのは、海外移住のビザの条件で不動産がからむ、かつ、割安なものが多いからです。

例えば、仮想通貨の税金がゼロで有名なポルトガル(ただし、1年以上保有した仮想通貨のみ無税、1年未満は28%)のゴールデンビザは、50万ユーロ(8100万円)以上の不動産所有が必須です。

ドバイでも不動産ビザだと2500万円、タイでも不動産への投資額:50万ドル以上で購入できるビザもあります。

こういったビザを購入する場合、言い方が悪いかもしれませんが、二流の(微妙な)土地を外人に売るという感じで値上がり続ける超一等地の購入は難しいです。

しかし、冬の時代に購入すれば仮想通貨同様に大きな利益が見込めます。

もちろん、長期的に伸びるかが重要ではありますが。大きな買い物であるため、安い時期に移住するのが得策かと思われます。

 

また経済状況が悪い際、全ての物価が安く割安のため、伸びの良い海外では先ほどの不動産などは上位アルトのごとく値上がりが激しいです。つまり、株や移住ビザのために購入した不動産などの大きな値上がりが移住をしたことでより見込めるわけです。

 

 

物価の上昇について

写真が多いので先にまとめると、安いと言われている東南アジアの物価は、もうほとんど日本と同じレベルになっています。

確かに現地を探せばより安い所はありますが、それは日本でも同様です。

 

タイで日本より安いと感じるのは以下の3つくらいですかね

・交通費(バス、電車、バイク)

・予防治療系(腸内洗浄、医療整形など)

・人件費率が高いもの(マッサージ、床屋、家政婦、PC修理など)

 

フィリピンなどはまだ全体的に安いみたいですが、今度、旅行に行ってみた時に調べてみます。ベトナムは言われているほど安く感じなかったです。むしろ、一般的な日用品などはマレーシアより少し高く感じました。

 

実例として、昨日、どんな感じなのか普通の店で食品などの価格の写真を撮ってきました。

ロータス(Lotus)というタイでは高くも安くもない有名なスーパーです。

 

ロータスで売られている日本食です。

日本円にすると、だいたい表記の4倍くらいです。

例えば、上の画像だとわかめ12食分が約260円くらいです。

日本だとこれは100円前後です。

このように日本食は、だいたい日本の1.5~4倍はします。

 

1リットルのコーラ。約90円。日本のスーパーではもっと安い所もあります。

水やコーラ、酒などの飲み物系は安いのですが、少しずつ上昇している感じはあります。日本でも業務スーパーなどの安い店ではコーラはこれくらいの価格で買えましたね。

 

レタス1つ100円強、ニンジン1本80円強でした。日本とほぼかわらないです。

 

※リンギット表記(1リンギット=約32円)。350mlの朝日スーパードライ辛口が1本378円。

酒は飲まないので詳しくないのですが、タイは他の海外に比べると酒が安いと思います。ただし、それは夜のお店の酒でスーパーなどで販売される酒は大して日本とかわらない、むしろ他の海外同様に高いと思っています。

ちなみに上の画像はマレーシアに旅行にいったときの酒の写真ですが、基本、酒が禁止みたいでタイや日本に比べるとかなり高いなと思いました。酒は特にイスラムの国では高いので、酒が日常という方は考慮しても良いかもしれないです。

 

タイの朝食メニュー、普通の店なら大体400円くらい。安めのショッピングモールや屋台だとこれくらいだと200円ほどですかね。普通の店でも少し日本よりは安めかも。ただ、日本食だと日本と同じくらいか少し割高になります。

 

屋台は今も安い。

物価高にどうやって対応しているのだろうか?と思うほど価格面で頑張っている感じはあります。

衛生面が強化されている所が数年前に比べると増えた気がします。

実際、タイ移住直後はよく腹を壊したのですが、最近は1度も腹を壊していません。

 

焼き鳥はだいたい1本40~60円。個人的には、1番左のもち米のご飯が好きですw

 

焼きワニ。思ったり美味しいです。

タイだとグロテスクな虫の食べ物が普通に屋台で売っていますが、あっちはダメです!

まず見た目がダメで、味も微妙。

日本でもコオロギの食用が国が推奨して失敗したらしいのですが、そもそも見た目が気持ち悪いので見た目をかえないとという感じがします・・・。

栄養うんぬんよりもまず見た目で拒否反応を起こします。

美味しそうな見た目に変化させる必要性を知って欲しい!w

 

スムージ。最近、ハマっています。イチゴとブルーベリーが好きです。120~160円程度。

 

現在だとおススメは1カ国

日本は日経平均株価を30年ぶりに更新し、その割に物価の伸びが海外に比べると低いです。現在、1ドル150円と高い水準ですが、少し前は1ドル100円ほどだったわけで以前より1.5倍移住にお金のかかるため、個人的にはあまり得策とはいえません。

 

しかし、1カ国のここならアリかなと考えています。

それはドバイです。

理由は不動産など仮想通貨が支払いに利用できるからです。

これには円安も円高も関係ありません。

ご存じの通り、仮想通貨の税金はゼロの国。

デメリットは物価の高さですが、インターネットの動画などで現在の実情を見るとわかりますが、ブルジュハリファーなどの一部を除いてはそれほど高くはありません。

 

ドバイにはスーパーマーケットやディスカウントストアがあります。 これらを上手に活用して自炊すれば、食費は約3万円になります。

[日本とドバイ]1人暮らしの平均生活費

こんなサイトもあるくらいです。

タイより安い所もあるので、結局は、日本やタイ同様に場所次第なんだなと思いました。

 

タイを気に入って5→20年ビザに変更しましたが、自分はグレートリセット(株価が大暴落して世界的不況が来た際)の時にでもドバイにも新たな拠点をつくろうかと考えています。

ただし、海外移住の際は信頼できる人を探す必要があります。

ドバイでは皆さんもご存じだと思いますが、経済が活性化している一方、上辺だけがキラキラ、ピカピカの詐欺師が多い国でもあります。ガーシー騒動などでも話題になりました。

仮想通貨バブル期に増える詐欺の仮想通貨の特徴」と似たような感覚のある人物には注意です。

 

個人的な意見としては、海外で人を選ぶ際に「現地人と結婚している人」「最低でも数年は現地で事業をしている人」は大丈夫な感覚はあります。

現地の人と結婚しているのは、そこで骨をうずめる覚悟のあらわれであり、更にそこで数年ビジネスがまわっていれば信頼度は上がります。

あと仮想通貨でもそうなのですが、新しい通貨は詐欺が多く、同様に歴史の浅い人はまだ信頼が構築されておらず、失敗することも多いため、必要以上に入れ込むことは避けています。

タイでも税制面や住宅(不動産)などの重要なサービスを提供している会社や人などは、全て現地のタイの方と結婚している人を選んでおり、上手くいっている気がします。

 

ぶっちゃけタイで税金は減った?

はい。大きく減りました。

具体的には、僕個人では住民税の10%、義務的な保険料(国民健康保険、社会保険など)の税金がなくなったことがデカいです。

 

タイでは現時点では仮想通貨の税金もやり方次第ではゼロにすることも可能です。具体的には、海外源泉所得が年またぎで税金がかからなくなる法律を利用します。

 

ただし、タイの法律で海外源泉所得に対して新たに課税が追加条文されたり(最終的には中止になりました)と、今後の法案の変更も考えられるため、自分はタイ在住の日本人の税理士に相談して、課税される方法(タイの取引所からタイのお金に変えて銀行に送ると課税)で支払いました。

聞いた話によると、税金ゼロだと逆に怖いので僕のように支払うタイ移住者もいるようです。

 

確かにゼロにはできるものの、ドバイやマレーシア等と違い、どんな方法でも仮想通貨の税金をゼロにできるというわけではないため、危険だと感じています。これは、ポルトガルやドイツなどの仮想通貨に有利な他の国でも言える事です。

また、実際に海外で税金を支払うことで海外の納税者であることを証明することが容易になります。

仮に税金を払わない事が合法であっても疑いすらかけられたくないのであれば、完全仮想通貨税金ゼロであるドバイやマレーシアに移住する方が良いです。

 

最後に

タイの寺からの風景。タイの良さは、テキトーでのんびりとする所でしょうか。

近代化が進んでいますが、今の良い所が残ると良いなと思っています。

屋台などは無くなって欲しくないなと思っています。

 

前述しましたが、あくまでも個人的な意見ということはご理解ください。

多くの海外の物価は日本以上に上がっており、全てが安い(割安)な現在の日本を離れることは、今の段階では余程の利益が出ていてもう十分に資金が満たされていたり、何かしたいことがあってどうしても移住したいという願望がなければ旅行に留めておき、完全移住はあまりおススメできません。

日本の仮想通貨の税制は最大55%ですが、年間の総合利益(総合課税)が4000万円未満の場合は55%はとられません。1000万円以下、年600万程度にとどめておけば株となんら変わりません。

「移住も投資」

来るべき日を待つのも頭の片隅に入れて頂けると幸いです。

かにたま
かにたま

コロナのヤバい状態で移住した経験上、ヤバい時の移住は全てが割安で大きなチャンスがあります。可能であればヤバい時期に備えて動く考えをおススメします。

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