長らく高値圏にあったためやることがなかったのですが、1BTCが$82,000を割り、やっと安値感が出てきました。そこで、これを機にビットコイン積立を再開することにしました。
結論
BTC以外はよくわからないので1BTC=9.2万ドル以下の場合(月足MA75以下の場合)は毎日一定額のビットコインを毎日積立をすることにしました。
1BTC9.2万ドル以上に戻らない限り、余剰金で毎日BTC積立を最低5年間は続けます。
BTCがついに安値圏に

世界最大の暗号資産である Bitcoin(BTC)は、10月上旬に史上最高値12万6,200ドルを更新したものの、その直後から急速に調整局面に入っており、11月21日時点ではおおよそ8万2,000ドル(約-35%)付近にまで下落してきたという状況です。
まず、市場を取り巻くマクロ環境を振り返ると、テクノロジー株の調整や、米連邦準備制度(Federal Reserve)の利下げ期待が後退し、リスク資産全般に売り圧力がかかっています。
つまり、これから暴落が来るだろうと予測する人が増え、現金比率を増やしているような状態が続いています。
この流れは、BTCも例外ではなく、「リスクオフ」の流れの中で7ヶ月ぶりの安値水準をつけたという報道がもあります
また、テクニカル面から見ると、50日移動平均線と200日移動平均線のデッドクロス(=短期線が長期線を下抜ける形)が確認されており、これが下落の加速材料と指摘されていること、そして数々の長期上昇トレンドの下抜けによって需給バランスが崩れつつあることも報じられています。
さらに、ETF(上場投資信託)からの資金流出、レバレッジを効かせたポジションの清算、そして投資家心理の冷え込みも下げ要因として挙げられています。例えば、オプション市場で「年末までに100,000ドル以上」という予想に割安感が出ており、年末終値が10万ドルを上回る可能性がわずか30%程度という報もあります。ハイリキ(ハイパーリキッド)で数百億儲けた人がレバ取引で一気にマイナス数十億の損失を被ったというニュースには驚きました。
自分の積立戦略

総じて言えば、BTCはこれまでの急騰局面の反動を受け、“調整フェーズ”に入っています。
ここを「長期的視点での投資機会」と捉えるか、「下げの途上」と見るかが、投資戦略において重要なポイントになってきています。
短期的には恐怖指数なども最低値で、数値も割安すぎですが、長い指標、例えば、月足RSIはまだ51以上ありますし、3年前の底値が1.5万ドルであったことを考えると、まだ高いともいえます。
個人的にはこれから上昇したとしても5万㌦くらいまでは落ちる可能性があるなと感じています。
私の積立戦略はシンプルで明確です。まず、BTCの価格が長期的な移動平均線を下回っている間は、毎日一定額ずつ購入していく方針です。価格の上下に一喜一憂せず、時間をかけてコツコツ積み上げることで、平均取得単価を下げることを狙います。
移動平均線で決めているのですが、ザックリといえば1BTC=9.2万ドル以下の場合は、毎日一定額のビットコイン積立をすることにしました。これを戻るまで最低でも5年は続ける予定です。
積立なのは、前回のバブルの底を2.5万ドルと予想していて実際の底は1.5万ドルだったように全然違った(40%も違う)のもあり、結局、底を当てるのは難しいと思いました。
今回は過去の半減期バブルとは違う流れになってきているのでより当てづらくなっています。
積立銘柄をアルトコインではなく、BTCにしたのは「BTC最高値更新!今後の方針について」などで記載した通りです。
BTCはインターネットの成長と同じくらいのスピードで市場が拡大してきた資産であり、長期的な成長力に期待できる点があります。
現在の市場普及率は、すでに6~10%ほどあると言われています。
第二に、以前の記事でも書きましたが、アルトコインは種類が増えすぎてどれに投資すればよいか判断が難しい点があります。そのため、まずは市場の中心であるBTCに絞って積立を行い、長期的な安定を重視する戦略にしました。
いま持っているアルトコインはそのままにしておきますが、BTC以上に魅力は感じないため、こうしました。

現在の保有割合はこんな感じです。
何も購入しておらず、BNBを保有していてもらったアルトコインはすぐに売却してUSDTに変更していたくらいですね。
アルトコインバブル?があったみたいでBNBとNexoの割合が上がっていました。
BNBは最高値更新をしたみたいです。
Nexoは仮想通貨の運用で割合は減らした時期もありましたが、まだ売っていません。
5月頃に米国に戻ると言っていたのに、まだ米国に戻っていなかったり、まだ日本で言えば地方銀行以下のレベルなので危険性はあり、あまりおススメはしません。
ただ、2018年から出金などの停止は1度もないので、信頼感は多少はあります。
あとは、昔から持っているKCS(クーコインの取引所コイン)も上がったみたいでいつの間にTOP7に入っていました。
意識していること
-
価格変動リスク
BTCは依然として値動きが激しい資産です。1日で数%、今日などは10%以上も下落しています。この規模でもこれだけ上下します。短期的な価格変動で一喜一憂せず、長期的視点を持つことが重要だと感じています。 -
生活資金を使わない
積立は余剰資金で行います。僕の場合は、積立は使わないお金の金利の範囲内です。生活費や緊急資金を投じると、価格が下落したときに精神的に大きな負担となります。僕は絶対に借金はしないと決めています。過去の土地バブルなどを調べると復活できなかったかたは総じて身の丈以上の借金をしていました。今期、大きな損失をした人もそうです。儲かるスピードが早い反面、落ちる時も同じです。借金の悪い所は返済期限があり、その期間内に上がるとは限らず、判断を誤る可能性も高まると感じています。 -
底値を確定できない
移動平均線を下回っている局面は「安値圏の可能性がある」と考えられますが、さらに下落するリスクは常にあります。絶対的な底値は誰にも分かりません。当たってもまぐれです。だから積立にしました。 -
市場環境の変化
BTCはマクロ経済や規制、テクノロジーの進化などに大きく影響を受けます。予期せぬニュースや制度変更によって価格が急変する可能性があります。 -
分散投資の重要性
BTCに集中して投資する戦略も有効ですが、リスクを抑えるためには他の資産との分散も考慮することが望ましいです。 - 基準内の積立
決めた基準値以下(現在は1BTC=9.2万ドル付近)でない限りは、高値圏で買うことは今回のドージコイン(DOGE)の件でこりましたw 自分はイナゴ化してしまう傾向があり、順張りはあわない事がわかりました。今期、ドージコインを高値圏で買ってしまったことは、スキャムコインを掴んだことよりも1番の反省点でした。ただ、ドージコイン自体は将来性はあると感じており、まだ保有しています。
