バイナンスに上場しているウェーブス(WAVEWS)の仮想通貨投資(投機)向けの記事です。
良い点、悪い点、投資判断などを記事にしていきます。
※記事を作成したのは2022年6月13日です。あくまでもその時点の記事であることはご理解下さい。
※参考程度にお願いします。今後、価格が上がる保証はありません。
※上手くいき大きな利確をした場合、税金にご注意ください。(日本国内在住者)
本日のまとめ
WAVESは、将来性もあるが、非常にボラリティ(値動きの変動)が高い。
おそらく機関投資家クラスの大口投機家が参入している銘柄だと思われる。
将来的には大成する可能性はあるが、値上がり時に購入すると想像を絶する下落に巻き込まれる恐れがある。
しかし、逆を返せば低値で仕込めば、大口が押し上げてくれるために想像を絶する利益を得る事も可能になる。
長期で考える場合、ボラを考えると安すぎだと思える指標まで待つと良い。
決して強い上昇に乗ってはいけない銘柄の1つであると思われる。
WAVESについて、特徴など
WAVESは、2016年4月に生まれた分散型取引所のアプリケーションで誰でも独自トークンが作れることが大きな特徴。
※分散型アプリケーションは例を挙げるとイーサリアム(ETH)
ロシアの物理学者であるイヴァノフ氏が立ち上げた。
たった1WAVESで誰でも簡単に独自トークンをつくれるため、ETHにはない利便性がある。
安い資金でトークンを作成できるため、万人受けするというメリットがある。
WAVESトークンは、その分散化取引所の独自トークン。
現在、WAVESは1億枚以上出回っているが、最終的には1億枚になる。
よって、時価総額よりも希薄時価総額が小さい。
記事作成段階でCMC仮想通貨ランキング67位。
時価総額は約680億円。
他には「Wave NG」と呼ばれる技術を用いて送金スピードを高めている。
速度にしてBTCの取引処理速度が1秒で3~7トランザクションに対し、Wavesは100以上。
10倍以上速い。
魅力
Wavesの魅力について
安価で誰でもトークンを作成できる
Wavesの魅力は、わずか1Wavesで誰でも簡単にトークンを作成できる点。
現在の価格だと日本円にすると700円未満となる。
仮想通貨の発行は、主に資金調達のために行われる。
円などの特定の通貨のクラウドファンディングとは違い、仮想通貨を使う事で全世界から調達できる可能性がある点が強み。
Burger King launches WhopperCoin crypto-cash in Russia https://t.co/zpamAxk3IN #crypto #digitalcurrency #bitcoin pic.twitter.com/I6kW9uXr8Q
— OPEN Platform (@OpenPlatform) September 16, 2017
ロシアのバーガーキング(マクドナルドに次いで世界2位のハンバーガー店)がWavesで発行した独自の仮想通貨「Whoppercoin(ワッパーコイン)」のようにポイントとしても使うことも可能。
これはロシアのバーガーキングで購入したレシートをスキャン・送信すると1ルーブル毎に1Whoppercoinを受け取ることができ、枚数に応じて割引などが受けられる。
安価で手軽。
今後、仮想通貨が普及した際、個人単位でも発行者が増える可能性がある。
高い上昇率
▲Waveの長期的なチャート。上昇に転じた際の高値掴みには警戒したい。
2022年、ビットコインを始め、多くの仮想通貨が下落していった。
しかし、Wavesは逆行して最高値を更新した。
▲2022年の1~6月のWAVES。BTCをはじめ、多くのアルトコインが停滞していく中、最高値を更新した。
▲2022年の1~6月のビットコイン。他のアルトもこんな感じで基本は右肩下がり。
Wavesは、ボラリティが高いが、低い際には一気に上昇する性質がある。
Wavesは、僕が唯一300億以下で買いそびれたというほどの銘柄。
ただ、現在は600億ほどまで時価総額が落ちたので、当時、300億円以上の時に買わなくて良かったのかもしれない。
Wavesは、めちゃくちゃ下がって見えるが、今期、比較的順調に成長した。
バブル前の2020年のWavesは60円ほどで、まだ10倍以上であるから恐ろしいものである。
最初に最高値を更新したのは2021年4月にさかのぼる。
その後、2022年にふたたび最高値を更新したのは驚いた。
しかし、常軌を逸した上昇による反動は大きい。
現在のWavesは大きく停滞。
月足RSIが45付近であることを見ると、まだ下げ余地があると思う。
キッチリ下がれば、また大きく上昇すると予想し、また密かに僕が狙っている銘柄でもあります。
また300億円以下で停滞することになれば、購入はあると思います。
高い安全性
Wavesの強みは何といってもその高い安全性にある。
多くのDefiや分散化取引所で大きなハッキングがある中、Wavesは2018年にメインネットに移行した隙をつかれて、1度だけDNSハイジャックをされ、小さな乗っ取りのハッキング被害にあった(被害額はなし)後は何も起こっていない。
Wavesを使用すると、ユーザーは資金を脆弱なままにするリスクなしに、コールドストレージから安全に賭けることができます。
まだまだ完ぺきではないが、セキュリティ面では他の分散化取引所よりも優れていると思われる。
懸念点
ウェーブスのリスク(欠点)を挙げていきます。
将来性は感じているものの、当然リスクもあります。
競合が多く、特異性がない
Wavesのような分散化取引所やトークンを発行できる通貨は他の仮想通貨で良く見られる。
代表的なものは、イーサリアムことETHである。
「別にWavesでなくてもETHで良くない?」こう言われると、言い返す言葉が難しい。
このままWavesが認知を広めていかなければ、現在の仮想通貨市場のDapps(分散型アプリ)の半数以上を占める王者ETHに最終的になびく可能性がある。
何か「Wavesといえばこれ!」といった強烈な武器がないと、日々、新しい仮想通貨が生まれるイノベーション分野で生き残ることは難しくなると思われる。
大きすぎる値動き
Wavesは、大きな資金の出入りが激しく、日で+100%になることもあるくらいである。
当然、こういった値上がりも見込めるのであるが、逆に大きく値下がりもする。
2022年、たった1カ月で10倍以上になったり、1/10以下になるのは、大きな時価総額のものでは数少ない。(崩壊したLunaなどを除く)
名前のように波ではなく、荒波のような動きをするため、十分に下がった所で手を付けたい。
僕は月足のRSIで見ており、300億円以下でRSIが30以下になったら入りたいと思っている。
そこまで待つ必要もないかもしれないが、高すぎるボラリティとバブル前が60円代ということを考えると無理は禁物と判断しています。
2018年12月がビットコインの底値。
Wavesの底値はその1年後の2019年12月。
ビットコインが底から転じた時、Wavesも過去同様に大きく上がると予想するが、それについていくのは危ない。
過去同様にWavesも1度上げて再び大きく下がって底を目指すと予想しています。
最後に
Wavesは分散化取引所の中でも人気があり、将来性はある。
しかし、なまじ時価総額が高く、歴史もある銘柄であることから、大口投機家に目をつけられており、値動きが激しすぎるリスクのある銘柄である。
ただ、「仮想通貨投資の大敵!?機関投資家の参入のリスクと利点について」で書いたように大きな資金が入るが故に、短期で想像以上に上がる銘柄。
反動で大きく下がるが、それゆえに安く購入できるチャンスもある。
現在、Wavesのフレキシブルセービングの利率は20%と非常に高い。
ロックも、どれも埋まっておらずガラガラで人気がない。
誰の目から見てもWavesを預けている人が少ないことがわかる。
Wavesは、高い時価総額を持っている割に人気がなく、その割に値動きが激しい。
それゆえに低く振れれば大きなチャンスがあると思っている銘柄。
もし、将来性を感じるのであれば、激しい値動きに惑わされずキッチリとステーキングをして増やしておきたい所です。
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