KuCoin取引所トークン(KCS)~2022年度版~

アルトコイン(草コイン)

Kucoinの取引所通貨で独自トークンであるクーコインシェアーズ(KCS)の仮想通貨投資(投機)向けの記事です。

良い点、悪い点、投資判断などを記事にしていきます。

※記事を作成したのは2022年6月3日です。あくまでもその時点の記事であることはご理解下さい。

※参考程度にお願いします。今後、価格が上がる保証はありません。

※前回のバブルから保有しているためポジトークも思慮に入れてください。

※上手くいき大きな利確をした場合、税金にご注意ください。(日本国内在住者)

 

本日のまとめ

Kucoinは非常に勢いがあり、次回のバブル期にも期待が持て、Kucoin銘柄で大きな利益を得られる可能性はある。Kucoinを利用するための保有はあり。ただし、バイナンスに比べるとより草コイン的な銘柄が多数上場しているため、危険度は増すことが考慮に入れておきたい。

Kucoinは今、ユーザー数などが飛躍的に伸びている仮想通貨取引所。

次のバブル期では、上場銘柄も乗じて大きく飛躍する可能性がある。

 

Kucoinの銘柄は、草コインが多く、未知数で危険なコインも多い。

しかし、「勝ち馬に乗れ」という言葉があるようにKucoin銘柄に投資することで、大きな利益を得られる可能性はあるだろう。

 

また、価格上昇だけではなく、Kucoinを利用する際、KCSを保有で取引手数料が安くなったり、ローンチに参加して大きな利益を挙げるなどの相乗効果も期待できる。

 

KCSについて

KCS(クーコインシェアーズ)は、海外仮想通貨取引所であるKucoinの独自通貨。

 

Kucoinは、2017年9月に設立された仮想通貨取引所です。

 

本社はシンガポールに置いていたが、現在はセーシェル(※)に本社をかまえています。

セーシェル

(※)セーシェルはアフリカ大陸の東のインド洋に浮かぶ115の島からなる諸島。日本から飛行機で半日(13時間ほど)かかります。タックスヘイブンの地として有名で20万件以上も法人が登記。決算書をつくる必要がなく、税務署への提出が不要、しかも年間30万円ほどの維持費が実質的な課税で人気なエリア。

 

CEOはジョニー・リュ(johnny-lyu)氏。

もともとは副社長でしたが、2020年3月17日にCEOになりました。

 

KCSはもともとの発行総数は2億枚。

 

うち1億枚は市場流通分。

 

残り1億枚は投資家(3000万)、ファウンダー(創業者などが7000万枚)。

投資家は2年、ファウンダーは4年間売ってはいけない決まりがあります。

 

また、四半期毎にバーン(焼却)される仕組みがあり、最終的には1.5億枚以下になります。

 

KCSの保持で、バイナンスのBNB同様に取引手数料が安くなるなどの恩恵があります。

特徴的なのは、保持しているだけで配当のように新しいKCSが増えていく点です。

 

魅力

クーコインシェアーズ(KCS)の良い点(魅力)というより、その取引所であるKucoinについて書いていきます。

 

Kucoinの大躍進

現在、Kucoinは大躍進をとげています。

Kucoinは、最近の2022年第一四半期だけでもアジアが1,503%、中東とアフリカは300%、ヨーロッパは219%もユーザーが増加しました。

全体的なユーザーアクティビティも前年比で451%と急増しています。

 

▲現物出来高

 

▲デリバティブ出来高

 

現物出来高5位、デリバティブ13位と仮想通貨取引所の中ではトップクラス。

最近はデリバティブに強くなってきたな、という印象です。

 

結果、仮想通貨の冬の時代にも関わらず、KCSは時価総額2177億円(希薄3760億円)と資金が入っており、CMC仮想通貨ランキング39位です。

 

仮想通貨バブル時代の2021年5月頃は時価総額100位ほどで最高値を惜しくも更新せずダメかなと思ったこともありました。

しかし、その後、最高値を見事更新しています。

わからないものですね。

 

挑戦的なコインの上場

Kucoinの上場銘柄は750種類以上。

中には挑戦的なコインもあります。

 

例えば、Everscale(Ever)という草コインが最近Kucoinへ上場しました。

 

Everscale(Ever)は現時点で右肩下がりのアルトコインです。

 

普通は、今のKucoinの規模になれば、草コインを上場させるのは躊躇(ためら)う所。

Everscale(Ever)は時価総額が高めですが、中には時価総額が1億円もいかないような、リスクのある草コインも上場させています。

 

Kucoinは昔からそうですが、未知数な挑戦的なコインを平気で上場させる傾向があります。

もちろん、失敗して上場廃止銘柄もありましたが、中には大きく成功した仮想通貨もあります。

 

Kucoinが順調であるがゆえに、それらのコインがバブル期には大きく伸びるかもしれません。

KCSの保有量で手数料も変わってくるので、取引のためにKCSを保有するのも良いでしょう。

 

変動制レンディング

Kucoinは、仮想通貨を貸して利率を得るレンディングがあります。

利率は借りたい人の需要(希望)により、変動するのが特徴です。

 

仮想通貨バブル期には、どの通貨も絶好調。

だからこそ、変動制のレンディングはおススメできます。

 

バブル期の利率がとても良いです。

特におススメはUSDT等のステーブルコインです。

借金をしてまでも仮想通貨に投資をする人がおり、仮想通貨を買いたい人が多いためステーブルコインに大きな需要があります。

 

バブル期に利確したものはKucoinでひたすら貸していました。

僕はスグに貸していたので、だいたい18~36%くらいですね。

最高だと年利300%にもなったようです。

 

ただし、バブル期が終わると変動制は極端に落ちます。

現在のUSDTの年利は1%ほどと激減していました。

 

懸念点

クーコインシェアーズのリスク(欠点)を挙げていきます。

 

日本居住者リスク

バイナンスやバイビット等、あらゆる仮想通貨取引所のローンチパッドは稼ぎやすいイベントです。

しかし、Kucoinのローンチは日本在住者は参加できません

 

Kucoinのローンチは、特にバブル期が強いです。

例えば、上のVictoria VR(VR)という通貨のローンチはセール価格で0.00295ドル。

 

しかし、Kucoin上場で0.4ドル超をしばらく推移していました。

つまり、135倍です。

 

このように未知の草コインは、ローンチ後にKucoinブランドで想像以上に跳ねます。

海外居住者は、参加すれば大きなチャンスがあります。

 

参加できる国は銘柄によってかわりますが、日本は過去全て対象外です。

ただ、かつてKucoinは日本人使用禁止になったこともありますが、今ではローンチ等の制限はあるものの、日本語対応で普通に使えるようになりました。

よって、将来的にローンチにも参加出来るようになる可能性はあります。

 

前述したようにKucoinは過去に日本人に対してサービス終了で使用禁止になったことがあります。

しかし、いつの間にか復活して、日本語対応も可能になっています。

 

過去のように使用禁止のリスクがあることは考慮に入れてください。

実際、日本在住者がローンチに参加できない現実がある以上、禁止リスクも当然あります。

 

例えば、Kucoinしか扱っていない仮想通貨の購入などは、随時チェックできる環境になければ避けた方が良いでしょう。

 

銘柄リスク

挑戦的な銘柄を上場させるKucoinですが、上場廃止も多いのが特徴です。

現在の冬の時代、上場銘柄もある中、上場廃止もあり、循環が起こっています。

 

従って、Kucoinで聞いたことが無い銘柄を見た場合、相応のリスクはあることを考慮してください。

個人的には、特に新しい通貨は、バブル期に半分ほど売却して利確するのが良いと思います。

 

使い勝手

※個人的な意見です。

 

Kucoinは色々と挑戦的なものの、通貨の種類やプロジェクトやイベントなどが増加し、取引所として以前よりワチャワチャして、使いづらくなったと感じています。

 

TwitterでKuCoin日本語さん等で情報を追っていくとわかりますが、1日に何十ツイートもあり、とにかく情報を追うだけでも大変です。

 

Kucoinの近年の急成長は嬉しいのです。

 

ただ、少し手を広げすぎて、既存のものがおろそかになっている印象も受けます。

 

やや過大評価

近年、Kucoinは大きく飛躍しています。

ユーザーの増加で収益も上がってはいます。

 

しかし、様々な分野にも手を広げていますが、まだまだという印象です。

例えば、KucoinのブロックチェーンのKCCを使ったDefiは、全くといって良いほど日々の出来高がありません。

 

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KCCでTVL2位のKuswapですら、時価総額は2億円しかない規模。

とても小さいです。

 

少なくともDefiではバイナンスのBSCと比べるレベルではないです。

 

それゆえに現在のKCSは、過大評価とも言えます。

 

最後に

まずは近年の急成長。

とても素晴らしいです。

 

非常に順調。

仮想通貨の成長と共に発展しているとは思います。

 

しかし、銘柄の多さもそうですが、あまりにも色々な分野に1度に手を広げすぎてDefiなど中途半端な印象も受けます。

 

KCSは、やはりKucoinありき。

現在の保有分を保持しつつ、増やしていきながら、Kucoinがしっかり足場を固めるかどうか見極めたいと思います。

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