先日、BTC積立を始めましたが、BTCが決めた数値まで回復してしまったので、一時的にBTC積立を停止しました。
積立停止の最大の理由と根拠
積立期間中、この「安値圏」を平均取得単価を抑えるための重要な時間帯と位置付けていました。
その価格は現在だと92000ドルでしたが、余裕で突破してしまったので積立を停止しました。
1.3万ドルを回復するのにかかった時間のBTC積立時間は、わずか12日間でした。

現在のBTC価格93000ドルで約6%ほどのプラスでした。
含み益の額は微々たるものです。
積立は有効だが、市場が「安値圏」から「最高値圏」に明確にシフトした今、無警戒に積立を続けるのはリスクが高いと判断したのは考えがあってのことです。
自分が思う安値圏でのBTC購入は意図があります。


https://metaplanet.jp/jp/analyticsより. 9月末からBTC購入が止まる。2024年の1BTC1000万円未満から購入していたが、高値圏での購入が響き、現状は大きなマイナス。もっとも一時的なものになると予想はしています。
すごいわかりやすい例だと、メタプラネットが良い例です。
この企業はBTCを買い続けており、BTCはこれからも伸びていくならば、将来的にはBTC資産もプラスになっていくでしょう。
しかし、高値圏で購入したBTCが足かせとなって、ついこの間のような安値圏に突入しても購入できておらず投資パフォーマンスは大きくマイナスになっています。
メタプラの想定するような額にBTCが将来的になるのであれば含み損は消えますし、長い目で見れば安値圏ですが、彼らが購入した時期よりも安値圏で買えない事は痛いです。
メタプラが問題なのは含み損の額ではありません。
先日のような安値圏に購入できていない事です。
これは以下の2つの大きな戦略的失敗を意味します。
安値圏に、資金の大部分を投じることができていなかったため、最大のリターンを得る機会を失っている。酷いと一時的に大きく含み損を抱えてしまう。
高値圏での購入が多いと、その後の価格下落に対する耐久性(バッファー)が低くなります。
少しの価格下落でも含み損が膨らみ、市場のボラティリティに対する心理的なプレッシャーや財務(運用)リスクが増大します。
今回の下落の件でもわかるようにBTCは落ちる時は落ちるので、また積立前のようなチャンスがあれば狙って行きたいと感じています。
仮想通貨の運用について
とはいえ、メタプラやマイクロストラテジーなどは、あながち間違いでもないと感じています。
なぜならどんな時でもBTCを買い続けることで、取得単価は上がりますが、その購入価格を超えた場合は大きな含み益になるからです。
彼らはまだまだBTCの潜在能力を感じており、10万ドルを超えてもBTCは安いと感じている事でしょう。
しかし、自分の場合は、仮想通貨をあまり増やそうとも感じておらず、安く購入できたらラッキーくらいに感じており、意識の違いもあると思います。
BTCは国家に反乱するような負の遺産とも言われていますが、負の遺産が伸びるのは当たり前だと思っています。
例えば、現状が良ければお金持ちの割合が多いはずです。
しかし、現状の資本主義社会では、資産の大部分がごく一部の人々に集中しています。
ビットコインは、初期に購入した人々や、技術の革新性を理解して早い段階で参入した人々に大きな利益をもたらしてきました。
これは、伝統的な金融システムの外側で、既存の富の配分とは異なる形のチャンスと富を生み出す可能性を示しており、現状の格差に不満を持つ層にとって一発逆転あるいは資産防衛の手段として魅力的です。
ビットコインはインターネットと同じ成長曲線を描いており、現状では弱者が大きく成りあがる唯一の資産とも言えます。
よって、現状への不満を背景とした代替資産への強い需要こそが、ボラティリティが高いにもかかわらず、ビットコインの価格を押し上げ続けている強力な推進力の一つです。

持たざる者の希望のビットコイン。
インターネット同様(以上とも)の成長スピードが現状の資本主義の仕組みへの不満を物語る。
これがビットコインを歴史上最速の成長スピードの資産に押し上げた。
3万%は、もはや意味不明w
しかし、今のビットコインは、負の遺産という批判的な側面が強かったかもしれませんが、最近の現物ETFの承認や機関投資家の参入により、その性質が変化しつつあります。
ビットコインは、単に反乱の道具としてだけでなく、デジタルゴールドとして世界の機関投資家に認知され、健全な金融インフラの一部として機能し始めています。
つまり、現状に不満を持つ人々とリスクヘッジを求めるプロの投資家という、異なる動機を持つ二つの層からの需要が組み合わさることで、ビットコインの成長は今後も続く可能性が高いと言えるでしょう。
また、先日、BTCを売っているのは昔からの投資家というような記事を見ましたが、あながち間違いでもないなと思います。
2016年頃から見れば、もうBTCは300倍を超えています。
当時に100万円を投じた方は3億円です。
それだけあればタイなどに移住すれば無税にできますし、それを債券に全部ブッコんでもインフレ時代でも普通に生活するレベルなら困ることはないでしょう。
ですから、BTCなどの仮想通貨を売って他の資産を購入したり、あらたな事業を立ち上げたり、のんびり生活したいという人も出てくるだろうという時期になっているのかな、と感じています。
最近では仮想通貨(BTCなど)の伸びを見て、株式や不動産の人達や企業、国家すら参加しつつありますから、だんだん仮想通貨のポジションを減らして彼らに売る時期に入ってきているのかなとも感じています。
移住して仮想通貨の割合を減らしましたが、パフォーマンスは今の株式よりも仮想通貨が圧倒的に良いので、結局、また仮想通貨の割合が増えてしまいます。
実際、日経平均はこの5年で+86.4%ですが、BTCはこの5年で+740%です。
そういったこともあり、現在は安値だと感じた時にBTC購入くらいでいいかと感じています。
仮想通貨投資というボラティリティ(値動き)の激しいものを長年投資してきて必要だと感じたのは、欲望の制御と節制と忍耐ですね。
欲望の制御に関しては、自分も、今期、ドージコインをジャンピングキャッチしたのでまだまだですね。過信や慢心が起こしたミスといえるでしょう。
個人的には、高値掴みはシットコインを掴んだり、草コインを外すよりも、心のコントロールができてない点で、たちが悪かったと感じています。
高値圏に突入したら何もしない事を徹底したいと思います。
節制は、仮想通貨長者がレバレッジや豪華な生活など身の丈以上のことをして破産したのを見てそう感じました。
忍耐は言わずもがな、この市場で9割以上の暴落を何度も経験してきて持ち続けているので、ある意味で頭がバグっているのでしょうが、今の10%ほどの上下などほとんど何も感じなくなっています。あとは、結局、BTCも今回落ちましたし、安く買えるチャンスが来るのでそこまで待つ忍耐は必要だと感じています。
