バブル期に備えたリスクがやや低めなステーブルコイン戦略

仮想通貨

仮想通貨は変動が激しく、バブルが終わると大きく落ちる可能性が高いです。

すなわち、上昇も高い反面、リスクが高いため投機要素も強いです。

そこで、仮想通貨バブルを利用したリスクがやや低めなステーブルコイン戦略を紹介します。

 

まとめ

仮想通貨バブル期は金利が異常に上がるため、仮想通貨に興味がなくともステーブルコインを預けているだけでも良い。

普段はステーブルコインを保有し続けて金利をもらいながら、取引所などのローンチに参加する。

ローンチに参加せずともバブル期は異様に金利が高いため、預けているだけで大きくお金が増える。

ただし、預ける場所には注意!

特に新しい場所に大量にお金は入れない。

 

ステーブルコインで仮想通貨をもらう

基本的には特定の仮想通貨を預けるともらえるパターンが多いのですが、バイナンス、バイビットなど様々な場所で一定の期間ステーブルコインを預けているだけで新しい仮想通貨がもらえることがあります。

これはローンチプールと呼ばれることが多いです。

ステーブルコインで安定した法定通貨(ドルが多い)で金利がつくため、確実にお金が増え、リスクが低めです。

取引所などが精査した有望通貨も多く、バブル期に乗じて大きな伸びが見込めます。

 

投資利益率最強のバイナンスローンチパッドの仮想通貨31種まとめ

▲前回のバブル期のバイナンスローンチ通貨のヤバすぎるパフォーマンスまとめ

 

バブル期のステーブルコインの金利は非常に高い

例えば、上の画像は現在のバイナンスのステーブルコインUSDTの金利です。

ボーナスなしで14%も増えます。バブル期は取引高が増え、金利は大きく上がります。

銀行では多くの社員がいるため、会社や社員などに還元されますが、仮想通貨のステーブルコインの取引手数料はユーザーに還元されます。したがって、変動制の金利だとバブル期になるほど手数料収益(金利)が上がります。

かにたま
かにたま

今のバイナンスはめっちゃ儲かっていることがここからもわかります。Nexoより金利が高い状態に・・・

 

金利の高さではなく、信頼のない所は金利が低くとも危ない

Kucoinではバブル期のピークには300%というフザけた金利になったこともありました。

すなわち、何もしなくても仮想通貨バブルがくれば大きな金利で儲けることができるため、わざわざ仮想通貨を買わなくても比較的安定した利益が得られます。

 

ポイントは、ふざけた金利でも変動制では詐欺にならない事もある点です。

仮想通貨の手数料がユーザーに還元される仕組みを知っていればわかるはずです。

Kucoinで一時的とはいえ300%の金利になるほど仮想通貨バブルは人智を超えるようなヤバさなのです。

ただし、基本的にはバブル期が短いようにあくまでも一時的で高い金利が数年続くというように長くは持ちません。

バブル期のみに起こる事でずっと金利が高いままのものは注意して下さい。

バイナンスは今は基本で14%以上の金利ですが、バブル崩壊期は0.5%もありませんでした。

 

金利を参考にするのは、バイナンスのようなまともな取引所の金利です。

仮想通貨バブル終わり、バイナンスなどの金利が落ち着いてきたときに高すぎる金利のものが出てきたら、そこは危ないと思ってください。詐欺でなくとも破綻する可能性があります。

 

あとは、よく金利が高い所が危ないという話を聞くのですが、危ないのは金利の高さではなく、信頼が無い情報が不透明な所です。

バイナンスなどは全て資金をブロックチェーン上で公開しています。

だからこそ破綻の可能性が低く、失敗しても資金が返せるほど十分な潤沢な資金がチェーン上で誰でも見れるようになっています。

FTXが破綻してから、バイナンスをはじめ、主要取引所の多くは資金を公開するようになりました。

チェーン上で誰でも確認できるために妙な資金の動きがあれば、特にバイナンスなどの主要取引所ではすぐにネット上で話題になります。

 

特に危ないのは、今期でてきたような新しい預け先、資産状況をチェーン上で公開しない所です。

チェーン上で資金を十分に保有していることが確認できない限りは、金利が低くとも相当なリスクがあると思ってください。

「金利5%だから安心」などということはないです。

 

新しい所で高金利な所はよく破綻(もしくは詐欺)をしていますが、その多くは資金をチェーン上などで公開しておらず不透明な点です。

公開していても急にどこかしら資金を移動させてドロンすることもあり、特に歴史の浅い新しいものは、テラのようにピーク時は絶頂でも崩れる時は脆(もろ)いため、気を付けて下さい。

 

ステーブルコインの危険性について

2023年第4四半期に28.5億ドルの過去最高益を計上ーコインテレグラフジャパン

ステーブルコインのUSDT(テザー)が過去最高益を記録しました。取引高が過去最高、取引が増えるほど儲かる仕組みのため当然といったら当然かもしれません。

テザーの従業員数は125人で、従業員1人当たりの純利益は第4四半期に2280万ドル

と、もう訳のわからない利益になっています。

バイナンスが新しいステーブルコインFDUSDを激押しするのもわかるほどの利益を得ています。

この利益を見れば、疑惑があろうとも少なくとも現時点ではUSDTが破綻することはまずないと言えるでしょう。

 

仮想通貨取引高ベスト6のうち3つがステーブルコイン。

バイナンス激押しのFDUSDがUSDCを抜いて4位浮上。

FDUSDの飛躍の理由は、ほぼ確実にバイナンスのローンチプール狙いで買われているからですね。

ローンチプールの仮想通貨は現時点ですでに60倍になった通貨もあるほどです。

そりゃあ、買われますね。

僕もバイナンスの全USDTをFDUSDにしたほど(※)です。

かにたま
かにたま

時価総額ランクはまだ34位ほど。資金も潤沢であり、FDUSDの規模が小さいうちは潰されることはないと思っています。

 

話しを戻して、USDTのこの利益を見ると、もう無視できない状況にはなっています。

従って、バイナンスやリップル社同様に米SECにテザー社が更に厳しい取り締まりをうけて潰される可能性もあります。

よって、このリスクはあります。

とはいえ、これだけの利益が出ており、資金はあるため、潰されてもテラのようにゼロ近くにはならないとも感じています。

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