Vechain(ヴィチェーン)バイナンス上場銘柄 ~2022年度版~

アルトコイン(草コイン)

バイナンスに上場しているヴィチェーン(VET/Vechain)の仮想通貨投資(投機)向けの記事です。

良い点、悪い点、投資判断などを記事にしていきます。

※記事を作成したのは2022年5月28日です。あくまでもその時点の記事であることはご理解下さい。

※参考程度にお願いします。今後、価格が上がる保証はありません。

※前回のバブルから保有しているためポジトークを思慮に入れてください。

※上手くいき大きな利確をした場合、税金にご注意ください。(日本国内在住者)

 

本日のまとめ

投機的な値動きは気になるが、プロジェクトはいたって順調。技術力と政治力が高く、長期保有用として候補に挙がる。しかし、値動きが激しいため、トレードして稼ぐ方法もあり。高騰している際は、手を出さない方が良い。

ヴィチェーン(Vechain)は、アルトコインの中でも順調に成長している銘柄。

価格に関しては、現在は、過小評価されている印象。

国家も巻き込み、このまま順調に開発が進めば、実用的に有効活用される可能性は高い。

 

ただし、投機筋が参入し、値動きが非常に激しく、投資は難しい銘柄である。

時価総額も上がり、よほどのものを感じなければ推奨はできない。

値動きは激しいため、トレードとしてはあり。

 

Vechainの特徴

VechainはいわゆるIOT銘柄。

 

偽造防止等のための仮想通貨です。

近年、ブランド品など偽物(パチモノ)があふれています。

そこで、チップ(NFC)を製品に埋め込んで、製品をブロックチェーンで管理、その製品が本物であるといった証明ができます。

改ざんが難しいブロックチェーンを使う事で、より本物であると証明できるわけです。

 

主な使用例は以下

・食品の安全

・偽造防止

・健康記録

・炭素排出量の追跡

 

Vechainはアルトコインの中では比較的歴史があり、会社は2015年に上海で設立されています。

ローンチは2017年8月。

2018年にVeChainが独自のメインネットブロックチェーン(VeChainThor)を起動。

メインネット以降の際、トークンの交換(新コインは100倍枚数が増加)が行われています。

 

公式サイト:https://www.vechain.org/

 

魅力

ヴィチェーンの良い点(魅力)を挙げていきます。

 

国家注目プロジェクト

CEOのサニー・ルーは中国人であり、中国政府に支持されています。

彼は、元ルイヴィトン・チャイナの最高情報責任者でした。

 

VeChainは、CAFA(中国動物衛生食品安全同盟)の唯一のパブリックブロックチェーンである組織として加盟しています。

CAFAは中国政府機関で、他にもVechainは複数のパートナーシップがあります。

VeChainは規制を採用し、革新的なプロトコルを構築し、DNVやPwCなどのコンサルティング大手のリーチを活用して、軍や政府からビジネスを獲得しています。

 

また、2019年の5月にはCEOのSunny Lu(サニー・ルー)がイタリアの首相とも会談を行ったということも話題になりました。

 

Vechainは、既に国家にも注目されているプロジェクトです。

 

高い技術力

https://jp.cointelegraph.com/news/shanghai-startup-to-use-blockchain-to-verify-wine-origin-fight-counterfeits

2018年、 Vechainは、AI, VR, AR, 3D技術のスタートアップ800社以上の中で2位に入賞。

同イベントの登壇者にはフランス大統領やマイクロソフト、Facebookのザッカーバーグ氏などが参加しました。

このように優れた集団の中でも実力で賞を勝ち取る高い技術力がVechainの魅力です。

 

CEOのサニー・ルー氏は、SNSで仮想通貨の冬の時代でも人材を募集しています。

現在、アイルランドとイタリアで人材募集中のようですね。

人材を募集しているということは、Vechain社が順調な証拠でもあります。

ダメになると企業は、基本的に逆に人材を減らします。

 

実用化

Vechainはサプライチェーン、偽造防止、カーボンクレジットなどすでに実利用が始まっている点が他の多くのアルトコインと違う最大のメリットだと感じています。

実用化に関しては、日々の公式ツイッターのツイート等を見ればわかります。

他には、VeChain Japan Community(@VeChainJP)さんのツイートを追っていくと、日本語でわかりやすいと思います。

 

仮想通貨IOT銘柄No’1

仮想通貨IOT銘柄No'1 Vechain

最近ではHelium(HNT)などの有望な新規プロジェクトも登場していますが、VechainはIOT銘柄の中では現時点でNo’1です。

 

IOTは、2021年の日本国内市場だけでもユーザー支出額(見込み値)は約6兆、2025年には10兆ともなる超巨大市場。

ちなみに世界だと2021年は約112兆円規模でした。(2030年まで年間平均成長率19.67%で成長する見込みのIoT市場ープレスリリース)

 

とはいえ、ブロックチェーンIOTは、まだまだ実験的で今のVechainがトップですから、大したことがないのがわかります。

ただ、どこかのブレイクポイントでブロックチェーンが注目を集めた際に一気に飛躍する可能性はあります。

 

懸念点

ヴィチェーンのリスク(欠点)を挙げていきます。

将来性は感じているものの、当然リスクもあります。

 

超投機的

VeChainには、VETとVTHOという2種類のトークンがあります。

このVET(VeChainトークン)は、VeChainThorブロックチェーン上の金融取引とマーケットでの投機に使われています。

この激しい値動きを見ればわかりますが、値動きが非常に激しく、現在は、既にピークから9割近く下落しています。それでも底上げしているのは、恐ろしい・・・。

 

VETは、ビットコインは勿論のこと、ETHやBNB等に比べてもはるかに落ち方が酷いです。

 

Vechainは、現在時価総額32位のアルトコインです。

これくらいの規模で新通貨以外のある程度の歴史のある通貨中、現時点でピークから9割近く落ちているのはVechain以外は殆どありません。

ミームコインのドージコイン並です。

 

値動きはあります。

出来高もあるため、トレードには向いています。

 

▲VTHOのチャート

この原因は明らかで2018年のメインネット移行時から、VTHOトークンがステーキングの報酬として配布されるようになったと理由もあるでしょう。

新たな通貨が生まれれば、当然、VETの価値は上がりにくくなります。

 

近年、多くのアルトコインで見かける所持で別の通貨がもらえる仕組みは僕は嫌いです。

一見、オマケのコインがもらえてお得感はあります。

しかし、何かと理由をつけて新たなものを生み出すのであれば、枚数の希少性とは何だ?という気分になります。

 

例えば、日本円を持っていて、枚数に応じて定期的に日本円2、日本円3というような新たな通貨が配られるとしたら、あなたはどう思いますか?

 

もし、次にこのようなものが出てきたら、おそらく僕は全てのVETとVTHOを売ります。

 

中国リスク

中国では別格のVechain。

それゆえに中国の影響を大きく受けやすいというリスクがあります。

中国は規制や禁止をたびたび行います。

仮想通貨のマイニングや取引を禁止、最近ではStepnの使用も禁止しました。

何かと中国色の強いVechainも影響を受ける可能性があります。

 

大きくは上がりにくい

Vechainのチャートは、現在のメインネットに移行してからのVETのチャートです。

 

また、先ほど述べたように保有に応じて定期的にVTHOトークンが配布されます。

VTHOトークンの報酬があるため、VETは上がりにくいです。

仮に上昇が過ぎた場合、大きく売られる覚悟はしておいてください。

 

最後に

近状を調べていて、非常に順調と感じる銘柄。

VTHOのような新たな仮想通貨が生み出されない限りは、長期保有で良いと改めて感じました。

 

しかし、時価総額も上がり、来期で保有だけで大きく稼ぐには不向き。

トレード向けの通貨だとも感じています。

 

 

 

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