長期向けのアルトコインのガチホを考える際は〇〇を見ます

アルトコイン(草コイン)

長期向け仮想通貨でガチホを考える時の考え方を記事にします。

投機で1発を狙う方法ではありません。

この長期投資は相場に左右されず、非常に忍耐強く考える投資法です。

しかし、成功した場合は短期の成功を超えます。

 

「ガチホ」とは言うのは簡単です。

しかし、界隈では、あまりにも気楽に考えている雰囲気も感じます。

長期積立はリスクが低いとよく聞きますが、それは銘柄が正しい道を歩んでいるものだけです。

将来的に、最悪、価格が0になれば積立資産はゼロになります。

 

仮想通貨はイノベーション分野。

まさに歴史を変える「革新」の分野。

簡単には成功しずらいです。

だから、過去にイノベーションを成功させた人々は歴史に名を残すのです。

 

なお、現時点での僕のガチホ銘柄はビットコインとバイナンスのBNBのみです。

これらは何かを購入する際に変換するだけで現物の保有分は売ったことはありません。

 

Vechain(VET)やChiliz(CHZ)、Nexo等、他のアルトコインも保有していますが、半分ほどは売却しています。

なぜなら、本日、記事で書く基準を満たしていないからです。

※あくまでも個人が考える1つの手法とご理解ください。

 

結論

仮想通貨の長期投資を考える場合、保有者を見るべし。その通貨の大口ホルダー、信者、コミュニティ等です。彼らの動向と情熱が明るい未来をつくると信じています。

どんなにあなたが「この仮想通貨は世界に広がる。価格も上昇する。」と思っていても通貨の大半を保有している大口達が何も行動せず、こぞって売却してしまえば、どうにもなりません。

しかし、コミュニティの力で開発が売っていても最高値更新、イーロンマスクをも動かす時があります。(ドージコイン)

仮想通貨のチャートは、ある意味、保有者の歴史になります。

 

では、どのように見ていくのか書いていきます。

 

仮想通貨をつくった人物(CEO)・対応力・理念

 

▼人物像

まず、その仮想通貨を考えて世に出した人を調べます。

つまり、生みの親です。

ビットコインであればサトシ・ナカモトです。

 

生みの親以外では、リーダークラスの人です。

ビットコインは例外ですが、基本的に仮想通貨プロジェクトにはリーダーがいます。

リーダーの方針次第で悪い方向に進めばどんなに優秀な組織も崩壊します。

 

バイナンスのリーダーは、ジャオ・チャンポンことCZです。

バイナンスのBNBのCZは実在が明らか。

経歴も調べます。

彼は日本でもインターシップ経験があり、学生の頃は家計が苦しく、昼はマクドナルド、夜はガソリンスタンドでバイトもしていました。

ここでは、家が貧しい等はどうでも良くて、過去に詐欺まがいな事をしていないか良く調べて下さい。

過去にそのような事をしていた場合は、勢いがあって投資を仮に行うと決めても長期ではなく、投機と考えます。

 

法務省の「犯罪白書」によると、令和3年のデータで刑法犯で検挙された人のうち、再犯者の割合を示す「再犯者率」は過去最悪49.1%。

つまり、半数は、改心し聖人君子のように見えても、結局、過去と思考は変わらず、同様なことをする可能性があるのです。

この段階で5割も同様のことを行うため失敗します。

長期で考えることは厳しいです。

 

逆に考えれば、5割は改心します。

とはいえ、長期にするのであれば、相応のリスクを受け入れて投資してください。

 

他には変人純粋であることが多いです。

世の中を変えるくらいですから、僕のような凡人の既存の考えではとうに及びません。

日本の歴史でいえば、織田信長が「大うつけ(大バカ者)」と呼ばれていたようなものです。

実際、信長は父親の信秀の葬式で位牌に手を合わせるどころか灰を投げつけたり、信長の教育係であった平手政秀は信長の奇行を正そうと切腹までしています。

しかし、この時、信長が後に天下に覇を唱えることは誰もが想像できませんでした。

 

そして、イノベーターやぶっ飛んだ成功者は、欲望に忠実で純粋。

その意見などは奇抜で綺麗ごとのように聞こえ、裏があるように見える時があります。

 

もちろん、仮想通貨の世界は詐欺も多く、疑ってかかることは良いと思います。

しかし、歴史を変える人は純粋で本気で思っています。

 

裏があるように見える場合、時には実は相手ではなく自分の中にその心があると考えると良いです。

「カイジ」というアニメで「蛇(へび)でいてくれてありがとう」というセリフがあります。

これは、主人公カイジが相手に「自分(あなた)自身が蛇だから相手も自分同様に洞察して策をめぐらす蛇に見えてしまう」ことを述べています。

他人は自分の鏡。

相手に対して思う事は、実は自分のことである場合もあるのです。

 

世の中は自分を中心にはまわっていません。

自分の枠内の思考では、成功はしても大成功することはないでしょう。

自分の考えのつくことを相手も考えるとは限りません。

 

海外に行くと、文化や風習も違うこともあり、考え方の違いを感じます。

例えば、先日、薬屋にいったのですが、非常に丁寧な接客。

その前も世話になったこともあり、お礼にサーモンを持っていき、あげました。(海外移住時は食事に気を付けてください。からい食べ物が影響してはじめて痔になりました。香辛料は溶けにくいので排泄の際にお尻に負担がかかるらしいです。前回は水による下痢です。泣)

すると、頭を抱えるくらいのハイテンションで喜んでいてビックリしました。

 

移住当初は、明るくフレンドリーな外人が多く、暖かい気候のせいかな?と思っていました。

しかし、そうではなく、それが当たり前の状態であることがわかりました。

 

リアクション1つとっても彼らがオーバーアクションに見えるのは、僕の視点で見ていたからであり、海外では普通の行動であることが日々現地で過ごしていく中で理解してきています。

 

CZの人物像は「値上がりしたバイナンスコイン(BNB)を保有し続けている理由」で書いた通り。

歴史上、世の中を変えたことで過信となり、晩年に秀吉や始皇帝のようにおかしくなる人もいます。

そこだけは気を付けて見ています。

 

 

▼苦境時の対応等

また、長期で考える上で重要な点は、その仮想通貨が良い時ではなく、苦境におちいった際です。

人は苦しい時に本性が出ます。

 

2019年5月、バイナンスでハッキング事件がありました。

その時の対応が迅速で、あまりの素晴らしさに後にハッキングはバイナンス自身で仕込んだことなのではないか?とも言われたくらいです。

コインチェック等も過去にハッキングで謝罪会見をしましたが、あの時に記者達に攻められながらも恥をしのんで謝罪したからこそ今があると思っています。

中には逃げた方々もいます。

トラブルや相場が落ち込んだ時などは、その仮想通貨周りで、どのような事を行っているか?どんな対応をするのか?よく観察すると良いです。

 

価格が下がったり、失敗することは詐欺ではありません。

草コイン取引所であるCoinexchangeは、バブル崩壊で資金が回らなくなり閉鎖しました。

しかし、多くの閉鎖した取引所が逃亡する中、Coinexchangeは全てを顧客に返却しました。

対応を見て、ビジネスとしては失敗はしましたが、僕は使っていて良かったと思いました。

彼らは、別の分野で成功するでしょう。

 

僕が新しい通貨を売却したり、投機と考えることが多いのは、まだ苦境(低迷期)を見ていないからです。

価格が下がる低迷期を見ないと運営などの対応や本性がわからないので、判断に困り、上がりすぎもあって売るという訳です。

 

また、大成功するプロジェクトは相場や状況の良し悪し、外野の意見に惑わされず、淡々と開発を進めている印象です。

 

 

▼理念

後は、その通貨の理念です。

理念に共感できなければ、長期投資をする必要はないです。

なお、僕は、頭がおかしいと思える壮大な理念の方が大成功する可能性があると考えています。

なぜなら、仮想通貨はイノベーション分野だからです。

 

人は過去に出来なかった夢をかなえてきました。

動物に乗っていたものが、鉄道や車、そして飛行機で空を飛び、ついには宇宙に進出しています。

 

 

大口の動向と情熱

 

▼大口の動向

BNB、ETHなどの生みの親は基本的には大口です。

ゆえにその通貨を多く保有しているCEOなどの動向は見ておくべきです。

 

普通に大口が定期的に売却しているようなプロジェクトは長期は厳しい可能性があります。

※大口はその通貨のブロックチェーンの「Rich list(リッチリスト)」で調べると良いです。

もちろん、開発資金として運営が売っている場合もあるため、よく調べる必要があります。

仮想通貨はブロックチェーンがあるので、動いた日時や流れが正確にわかります。

Twitter上でも大口が動いた際に報告するボットもあるくらいです。

 

大口が自分のために売却している仮想通貨の長期保有は厳しいです。

最近のアルトコインは無駄に利率が高いため、彼らは枚数を減らすことがなく、ステーキングの利率だけで生きていけます。

生きていく分は売られるわけですから、当然、上がりにくくなります。

 

エルサルバドルでビットコインが採用されたキッカケとしてビットコインの大口と思われる米国投資家が大量のBTCを寄付したことがキッカケです。

ビットコインの大口は、匿名で見返りを求めず、6800億円を平気で寄付するような人物がいます。

こういう方が多い通貨は可能性があります。

 

また、「データで見る将来性のあるアルト(草)コイン~ノード編~」でわかるように仮想通貨の良い点は、常に内情がわかることです。

将来性のない通貨は、ノードだけでなく、コミュニティ、ハッシュレート、資金の流れ等がどんどん弱くなっていきます。

そういうのは調べると簡単にわかります。

 

仮想通貨の歴史は、その通貨の大口の歴史です。

利己の強い大口が多い仮想通貨はいずれ終わります。

なぜなら、利に流れる人間は、別の良い利があるとそちらに傾くからです。

つまり、他に儲かりそうな通貨があれば、そちらに移るわけです。

ビットコインはジャックドーシーを始め、他の通貨を批判するほど強烈で攻撃的な信者が多いものの、一点集中の信者が多い方が安心できます。

 

 

▼情熱

高い情熱(志)を持っていることは重要です。

 

仮想通貨の世界では、時代の流れに乗り、驚くほど短期で大金を得られたことから多くの億万長者が誕生しました。

 

お金を満足に得られると、どうなるか?

成功に導いた有能な人物が引退したり、会社を売却したりして一線から身を引く可能性があります。

そうなると、当然、その通貨の発展には痛手です。

 

例えば、Ripple(リップル)生みの親は、カナダ人プログラマーのライアン・フッカー氏。

しかし、発展させたのはCEOを経て、現在、会長に退いてしまったクリス・ラーセン氏です。

彼はRippleの大口でもあり、2017年に起きた仮想通貨バブル時では、高騰もあり、Facebook(現Meta)のCEOの資産を超えて長者番付にも載ったことがあります。

 

ラーセン氏は、現在、リップル社の会長という立場です。

しかし、CEOは辞任、一線から身を引いています。

 

会長に退いたのは、彼は十分な資産を得たことや軌道に乗ったこともあり、妻との時間を大事にすることを選んだからです。

「愛する妻との時間を大切にする」この判断は、人間的には素晴らしいと思います。

しかし、まだ道半ばで引いたことは非常に残念でRippleの発展にとって痛手でした。

 

そして、時は過ぎ、多くの仮想通貨は昨年度に最高値を更新しました。

しかし、Rippleは2018年以降のバブルピーク価格の最高値を未だに更新していません。

 

 

仮想通貨にかける情熱の判断としては、何かを捨てても一点集中であることを見ます。

例えば、ツイッターCEOのジャックドーシーは、2021年11月29日にツイッターのCEOを辞任することを発表し、ビットコイン発展に完全に集中する意向を示しています。

このように本気の人は過去の栄光やポジションも平気で捨てます

つまり、安定を捨て、チャレンジをするわけです。

 

アップルの共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏などもそうです。

普通に何もせずとも裕福に生活することができます。

しかし、再び仮想通貨が情熱を突き動かし、残りの人生をかけます。

 

また、一点集中というくらい他のことには興味をあまり持たない傾向が見られます。

例えば、服装などは選ぶ時間が勿体なくて、いつもカジュアルで同じような服を着ていたりします。

バイナンスのCZや、ETHのヴィタリックブテリンなども服装はシンプルです。

外面を見ると、着飾らず、物に執着していない印象は感じます。

 

最後に彼らはお金を得ることを目標にしていません。

お金を目標にしていると、達成した際に止めてしまいます。

ただ、この点は見極めるのは非常に難しいです。

 

最後に情熱が生み出す継続力です。

夢のようなことを心から思っており、無名だった場合、特に仮想通貨は詐欺が多いことから胡散臭くも感じます。

初期のビットコインは、まさにそうでした。

日本に初めてビットコインの情報が届いた際、多くの人は当時の詐欺通貨「円天」と重ね合わせたそうです。

 

ビットコイン長者のロジャー・バーさん。

彼は2006年に日本に移住をし、日本語を話すことが出来たため、日本でビットコインの布教活動をしていました。

しかし、当時の彼のツイートは、ほぼ全て無反応です。

上のツイートも、偽物ではなく、正真正銘ロジャーさん本人のツイートです。

 

反応がないので、自分からアプローチしているツイートも数多く見られました。

 

2014年には、ホリエモン等の日本の著名人達にアプローチしていましたね。

 

この無反応時代、彼は既に事業で成功しており、仮想通貨が無くとも億万長者でした。

そんな彼を突き動かしたのは、情熱です。

今でこそ無くなりましたが、このようなことを2017年くらいまで続けていた形跡があります。

 


ビットコインの説明会なども常にガラガラだったと聞きます。

ちなみに上のツイート時は、1BTCが100ドル(約1.26万円)の時代、2013年です。

 

このような状態から現在のBTCまでに成長しています。

ビットコインの大口投資家は、自らアクションを起こし、苦節時代を乗り越えて徐々に浸透していった歴史背景もあります。

困難を乗り越えたコミュニティの方々は、他通貨には移りにくいです。

 

仮想通貨のチャートは、投資家達の歴史です。

紆余曲折(うようきょくせつ)を経て、キッチリと次で底上げしている通貨はとても強いです。

GAFA等もそうですが、暴落しても必ずといって良いほど復活します。

 

コミュニティの活発性

コミュニティ・・・いわゆる信者達の活動を見て下さい。

初期投資の大口が逃げれば、大抵の通貨は終わります。

しかし、この活動が活発であれば、仮に大口が逃げても一筋の光があります。

 

大口ではなく、1人1人の力が弱くても結束すれば大きな力になります。

米ゲームストップ株が個人の結束の力でヘッジファンドを打ち負かした事件がありましたが、あれが良い例です。

 

良いコミュニティは、仮想通貨バブルが崩壊しても活動が活発です。

 

この時、注意してみる点は、「お金のにおいがあまり感じられない」という点です。

要は、金銭面は関係なく、コミュニティを楽しんでいるかです。

ぶっちゃけ、どれくらい上がったなど利益面ばかりに注目するコミュニティでは確率は低いです。

先ほど述べたように利があれば、そちらに移るからです。

 

ドージコイン(Doge)が、その典型でしょう。

開発が特に何もしない、開発の一部がドージを手放してもコミュニティの力で最高値更新、ついにはイーロンマスクまでを巻き込んでしまいました。

 

コミュニティの変化は、主にバブル崩壊期に見られます。

あれほど活発だった活動の多くが崩壊と共に消えていきます。

 

オンラインゲーム等もそうですが、長く続くサービスは、必ずといって良いほどコミュニティが自発的に動きます。

反響が無くとも続ける事が重要です。

最初は、先ほどのビットコインのように歴史や信頼も無いためガラガラなのは当たり前です。

 

 

最後に

僕の仮想通貨の長期保有に関しては、短期の投機とはまるで違います。

数値や内容だけでなく、コミュニティやCEOなどの大口、つまり、「人」を見ます。

 

仮想通貨は、すでにブロックチェーンという革新的な技術(イノベーション)があります。

ですから、通貨で差が出るのは「人」です。

考え方、動向、熱意など・・・

 

結局のところ、通貨ではあるものの、それを扱うのは人です。

 

今の仮想通貨は昔のビットコインのような苦節がなく急激に上昇するため、そのぶん投機性も感じます。それゆえに、まだアルトコインではBNBくらいしか長期保有を考えていません。

 

ただ、元金は確保したものの、Vechain、Chiliz、Theta、Nexo、Kyber、StepnのGMT、AGIX、Catecoin等のような草コインまで保有を続けている通貨もあります。

特にGMTは短期上昇が強すぎるので、短期では売却が正解でしょう。

しかし、「短期でFIREできた伸びる割安なアルトコインの具体的な選び方」で書いたように僕は元金利確程度で残りはステーキングで増やし保有し続けています。

いつもの僕は、ご存じのように、あれだけ上昇すれば半分は売ることが多いです。

しかし、GMTは200倍以上の現在でも元金のみで残りは保管しています。

なぜなら、これから鬼のように落ちても次のバブルで更に最高値を更新すると思っているからです。

 

GMTがバイナンスで0.01ドルで販売される前、僕はStepnを調べて日本人の数々のブログを見ました。(記事を書いてくれてありがとうございました)

当時からStepnは日本人のユーザー割合が多く、情報を探すのには苦労はしませんでした。

そこでは、彼らが稼ぐというよりも楽しそうに運動している様子が感じ取れました。

つまり、お金のニオイを余り感じませんでした。

ここに一筋の可能性を感じています。

 

今のStepnは、詐欺などもあり、お金のニオイを感じまくりですw

しかし、既にイベント等も開かれていて活発で非常に良いです。

類似通貨も出てきて分散され、相場も落ち着いてきたらお金のニオイも治まるでしょう。

 

とりあえず、落ちた時(閑散期)の保有者の動向等を見る必要はあります。

新しい通貨は、まだ判断が非常に難しいです。

 

他通貨も様々な部分で一筋の光を感じて保有を続けています。

 

いつもように個人的な一意見だと思って頂けると幸いです。

最後まで見てくれてありがとうございました。

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