BitDAO(ビットダオ) Bybit取引所トークン 2022年度版

アルトコイン(草コイン)

いま勢いのある仮想通貨取引所Bybitの独自トークンBitDAO(ビットダオ)に関する仮想通貨投資(投機)向けの記事です。

良い点、悪い点、投資判断などを記事にしていきます。

※2022年以降の仮想通貨バブルに向けた記事です。10年後などの長期的な思考はほぼありません。

※記事を作成したのは2022年5月31日です。あくまでもその時点の記事であることはご理解下さい。

※参考程度にお願いします。今後、価格が上がる保証はありません。

※上手くいき大きな利確をした場合、税金にご注意ください。(日本国内在住者)

 

本日のまとめ

高い投機性とお金のニオイが強い銘柄ではあるが、Bybit自体の勢いはあり、スタッフは優秀で狡猾。次の仮想通貨バブルで大きく飛躍する可能性はある。ただし、長期保有の場合は、見極めていく必要がある。

Bybitは、優れたマーケティングと先行投資で日本でも有名になってきた仮想通貨取引所です。

次の仮想通貨バブルで大きく伸びるポテンシャルはあります。

 

ただし、インフルエンサー等を使った宣伝費(マーケティング費用)など報酬が高い、ローンチ通貨が最初だけなどの投機色が強い点など、長期保有向けとしては考えさせられる。

希薄時価総額が1兆円で大きな伸びも見込みにくい。

 

また、現時点では、市場にもBitDAOは殆どが出回っていない。

次回の投機としてはありだが、長期投資としては見極めていく必要がある。

 

BitDAOについて

仮想通貨取引所であるバイビット(Bybit、アフィなしリンク:https://www.bybit.com/ja-JP/)のガバナンス(※)トークンがBitDAO(BIT)です。

バイビットは2018年3月に誕生した比較的新しい取引所です。

BITの購入はバイビットで行えます。

(※)ガバナンストークンは、所持していることで方向性を決める重要な投票、新通貨の販売であるローンチパッドなどに参加できます。すなわち’’権利’’のようなもので、重要なものです。

 

BitDAOは、名前の通り自律分散型組織であるDAOを目的としており、DeFi(分散型金融)や金融業界全体に変化や革新をもたらそうとしています。

BITDAO詳細は、公式(https://www.bitdao.io/)をご覧下さい。

 

従来の組織

▲従来の組織(ピラミッド型)

 

DAOの組織

▲DAOの組織

従来の組織のようなピラミッド式で一部の権力者が力を持つのではなく、誰でも平等に皆でルール(未来)を決定していくのがDAOの特徴です。

 

魅力

BitDAO(BIT)の良い点(魅力)を挙げていきます。

 

ByBITの勢いが強い

ByBitは2021年の仮想通貨バブルで大きく飛躍しています。

デリバティブ(先物)の取引高は現時点で全取引所3位です。

 

Bybitは、運営が優秀で狡猾さ(ずる賢い・ここでは誉め言葉)を感じています。

有名インフルエンサーやYoutuberを使ったり、F1レッドブルなどのスポーツのスポンサーになることで飛躍的に知名度を上げています。

これがユーザーを増やし、キャンペーンを織り交ぜて、出来高増につながっています。

 

https://twitter.com/BybitJP/status/1469187815036846080

日本のプロサッカーチーム「アビスパ福岡(現在J1)」とも提携しています。

 

ローンチの成功が続いている

バイビットは、ローンチパッドが非常に順調です。

 

実際、僕が過去に参加したローンチでは1度も失敗はありません。

今の所は、100%利益が出ています。

 

最新のAurigami(PLY)のローンチ参加者は、75651人ほど。

バイナンスのローンチクラスの参加者でした。

 

X

過去にツイートしたように、Aurigami(PLY)は、当時の相場の悪さもあり、魅力も感じなかったことから初値割れするかもしれないと思っていました。

 

https://twitter.com/kanitama7777777/status/1522855801177526273

しかし、フタを開ければ倍ほどになり、ピーク時は6倍ほどになりました。

 

投資利益率最強のバイナンスローンチパッドの仮想通貨31種まとめ」で書いたように仮に一時的でもローンチパッドで利益が出ることが続けば、信頼を得ます。

「BITは金の卵を産むニワトリ。」

このような意識がユーザーに芽生えてくれば、BNBのようになる可能性は当然あります。

 

また、バイナンスのBNBだけとは違い、バイビットのローンチは、BitDAOだけではなく、USDTでも購入できる点も良いです。(ただし、USDTは抽選)

 

ユニークなイベント&アイディア

バイビットは様々なキャンペーンを行っていますが、取り組みが面白いなとは感じます。

 

今後の予定イベントであるチーム戦でのトレードバトル等は典型。

トレードは孤独な戦いになりがちですが、チームで戦い成績を競うというのは面白いですね。

勝利の喜びも皆でわかちあえば、増幅するでしょう。

トレーダーさんなら、こういうイベントに参加して上級者の手法など学べる部分もあると思います。

 

また、コピートレードもできます。

成功報酬は10%(※)支払うものの、勝率の高いガチトレーダーと同じトレードを行えるため利益になりやすいです。

(※)Bybitのトレーダーになると、フォロワーが得た純利益の10%を獲得できます。

反対に、自分がフォロワーである場合は、自分のポジションの利益の10%をマスタートレーダーに支払う必要があります。

 

取引回数261回、3週間で勝率100%だと・・・。

この難しい相場で100%の勝率はヤバい!

1週間でフォロワー1人あたり平均100万円以上の収益を稼がせるという。

世界にはトンデモないトレーダーがいるものです。

 

ただ、コピートレードは、信頼しすぎないことですね。

彼らの7日間の収益を見ればわかりますが、大きな収益はありません。

上のサンプルの方は、高勝率ですが、7日の利益はたった50ドル。

つまり、超少額を動かしているだけです。

彼らの多くは、フォロワーの手数料で稼いでいるわけで、リスクは大して犯していません。

 

とはいえ、勝っているのは事実。

少額でやっているから気楽にできて勝てているのかもしれません。

フォロワーは何もしなくて良いので楽ですし、稼がせてくれます。

 

現在、120人ほどトレーダーがいます。

うち、日本人は7名ほど。

そのうちの1人のトレード動画をYoutubeで見ましたが、再生回数20回でした。

基本はトレードに集中しているためそんなものです。

これから広がると良いですね。

 

彼らをコピートレードで見るだけでも勉強になると思います。

このレベルのトレーダーなら10%の報酬(※)も全く問題ないレベルだと思います。

 

話はそれましたが、バイビットではこのような面白い取り組みを次々と行っており、今後のBitDAOの展開も期待できます。

 

懸念点

BitDAOの懸念点(欠点)を挙げていきます。

 

投機的

僕に言われるまでもなく、BitDAOやBybitのアルトコインは投機的です。

 

好調のローンチパッドは、上場すると基本的にダラダラと下がり続けます。

最近のArigami(PLY)等はセール割れしました。

 

確かに今の仮想通貨の相場は悪いです。

しかし、バイナンスではStepnのGMTやアクシーインフィニティのAXSなど、相場が悪い時でも上昇していくものは多々あります。

 

バイビットは、ほぼ全てが初動のみ。

高い投機性を感じます。

 

ローンチパッドも規模の割には参加者が多く、旨味もバイナンスに比べるとないなと感じています。

 

なお、BitDAO(BIT)自体も最安値を更新し続けています。

IDO価格が約1.2~2ドルでセールで購入した方は含み損中のはずです。

 

では、なぜここまで落ちているのでしょうか?

僕のブログを普段から見ている方ならわかると思います。

ヒント:IDO販売数2億BIT、IDO価格1.2~2ドル、発行総枚数100億BIT

 

次回のバブル期など好調時は上昇していく可能性はあります。

しかし、IDO価格以下の今の資金の抜け方を見ると、仮に資金が入って上昇しても投機勢によるものであり、売られることは容易に想像がつきます。

何か長期で持ちたくなるような対策が欲しい所です。

 

希薄時価総額が高い

現時点でのBitDAOは、まだ市場に6%ほどしか流通していません。

 

つまり、今のBitDAOの時価総額は574億円ですが、循環が6%で希薄時価総額は9800億円で1兆円近いものになっています。

時価総額と希薄時価総額の差がありすぎます。

仮想通貨で今後伸びるアルトコインの選び方~時価総額編~」でも書いたように高すぎる希薄時価総額は投資しづらくなります。

 

BitDAOのデータを見るとわかりますが、ほとんどがまだロックされています。

Bybitによるロックは12ヶ月続き、24ヶ月にかけて分配されます。

 

 

上位層の保有率が高すぎる

BITだけでなく、多くのアルトコインに言えることですが、基本的にその仮想通貨の保有が多ければ多いほどそのコミュニティでは力を持つため、DAOとは名ばかり。

 

DAOの組織

保有量に関わらず、誰もが平等の力を持つことが理想だが・・・

 

結局、枚数に応じたピラミッド式の構図となる。

つまり、上位保有者たちの言いなりになる傾向があります。

 

BitDAOの99%以上がトップ100ホルダーで占められています。

よって、大口は儲かるが、少額保有者や新規参入者は厳しい感覚はあります。

TOP100の保有者には入りたいところですね。

 

少額投資家の方は、バイビットのアフィリエイト報酬が高いこともあり、投資で稼ぐよりも取引所をすすめる方が良いのではないかと思います。

 

 

利益を得るシンプルな戦略

BITDAOを使った戦略は、下げ相場でも強いローンチパッドで利益を得ていくことです。

 

基本は、上場直後の初動売りです。

今の所は、これが確実に利益を得られています。

 

個人的には、上場後に高騰していたら「半分売る」

これがわかりやすくて良いでしょう。

損はしないので、あとはご自由にという感じです。

 

もちろんバブル期になると、初値から揉んで更に上昇することがあります。

実際、現在でもローンチ価格より高いコインはあります。

将来性を感じたり、過小評価されているなと感じたら、保有も良いでしょう。

 

しかし、やはり無理は禁物です。

僕は、利益をあげ続ける事が重要だと思っています。

 

僕の方針は、バイビットのローンチのみに参加、利益が出れば初動で半分は売っていく方針です。

BITは新規で買わずにローンチのみで増やしていく投機の方針でいます。

 

あとは、売却益が大きすぎる場合は、税金にご注意ください。

知らないと破産します。仮想通貨初心者が絶対に覚えておくこと」でも書いたように知らないと大儲けをしても破産する可能性があります。

 

最後に

現状のBITはIDO割れ、希薄時価総額は高く、投機的で厳しい意見も書きました。

現状は、BitDAOを投機的に考えており、バイビットのアフィリエイト等はしていません。

 

しかし、勢いがあり、アイディア等に悪くない仮想通貨取引所であると思います。

次回のバブル期には、また盛り上がる可能性はあるでしょう。

 

だからこその投機。

BitDAOを長期的な投資と考える場合、かなりの長い目で見る必要があります。

 

2021年、仮想通貨バブルが終わり、仮想通貨銘柄だけでなく、取引所も入れ替わりが起こります。

そして、バイビットに変わる新しい取引所が注目を集め始めていくでしょう。

 

今後は、今までのような新規が注目されやすいという補正はありません。

それゆえに約1兆円という高い希薄時価総額もあり、来期は停滞する可能性も当然あります。

 

今の冬の時代から次回のバブル期にかけて将来性をジックリと見ていく必要があるでしょう。

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