ビットコインなどの仮想通貨。
できれば安く購入したい、これは誰でも思う事でしょう。
そこで、本日は、仮想通貨を最も安く購入する大底狙いについて、仮想通貨の初心者向けの記事を書いていきます。
※投資アドバイスではありません。
※あくまでも個人の考えであるとご理解ください。
※大底とは、短期的なものではなく、中期(約2~4年ほど)の間隔仮想通貨周期の1番低い価格の事を指します。
本日のまとめ
新興国株より高い仮想通貨のボラリティ(値幅)
大底狙いが当然大きな利益を得ることは可能です。
しかし、それゆえに下落相場で下げ確率が高い中で入れるため、リスクも高い。
基本的には下げに耐え続ける事になる。
価格が戻る保証もない。
リターンはリスクの対価であることは常に頭の中に入れておきたい。
仮想通貨の底狙いは危険そのもの
バイナンスは2017年の誕生した年から利用させてもらっている仮想通貨取引所
統計データを見たら、2020年の昨年は、そこでの収益が世界の上位3%内に運よく入りました
THETA、Chiliz、Vechain等のアルトコインの数々が良く伸びてくれたのもあります#binance2020 #CZありがとう #Binanceありがとう pic.twitter.com/sP6bxwN1Ng
— かにたま@仮想通貨で海外移住FIRE (@kanitama7777777) January 1, 2021
手前味噌ですが、前回の仮想通貨バブル前に偶然、僕はビットコインの底をとったことがあります。
2020年、僕が最初にアルトコインを購入し始めたのは2020年3月12日でした。
この日は、コロナショックで大きくビットコインが下落。
当時のビットコインの底の日でした。
僕は、上のチャートの赤い大陰線の部分で購入しています。
その後、一時的に購入ラインを下回りましたが、運よく短期で終わりました。
その後、仮想通貨バブルが起こり、大きくビットコインが上昇していきました。
2020年の購入は非常に大きく、海外移住できる大きな資金になったのは事実です。
しかし、僕はおススメできません。
とりあえずビットコインにぶっこんで見ましたが、大きな下落中はリスクは当然あるわけで無理は禁物です。
上昇トレンドの時にローンチとかにブッコんだ方が勝率が高い。
今回、仮に上手くいったとしても運が良かっただけだと思っています。#仮想通貨
— かにたま@仮想通貨で海外移住FIRE (@kanitama7777777) June 14, 2022
特に底狙いを初心者におススメしない理由は、リターンの割にリスクが高すぎる点、仮想通貨の暴落に耐える経験がないためです。
2018年の仮想通貨バブル崩壊でビットコインホルダーですらビットコインの資産を8割減らしています。経験がないと耐えられず自暴自棄になったり、病む可能性もあるからです。
それならば「投資利益率最強のバイナンスローンチパッドの仮想通貨31種まとめ」で書いたように上昇トレンド時、強いプラットフォームのローンチなどに乗っかれば苦も無く利益を得られます。
皆さんもご存じのように仮想通貨バブル時はどの通貨も上がりやすいです。
つまり、負けない確率が上がります。
しかし、今のようなビットコインの底を狙うような状況は、強烈な下落トレンド中。
上昇する確率より、落ちる確率が高いのです。
つまり、将来的に上がるとしても短期的には負ける確率が上がるのです。
そして、今後も今までのように上昇していく保証もありません。
今の状況であれば、S&P500は直近の最安値を更新、ビットコインが倍になるのも難しい雰囲気で買いが見込めない段階です。
こんな状況で入れるのであれば上昇トレンド時にローンチに乗った方が楽だと思います。
今回もビットコインを冬の時代に購入してみましたが、リスクとリターンのバランスが悪く、買った後に冷静に考えると反省する点もあります。
△ 購入時は、こんな気分でとても高揚していましたw
仮想通貨の底狙いで注意すべき点
仮想通貨の底狙いの際に注意すべき点を記載しました。
損切り設定
たまたま上手くいけば良いものの、底狙いでの購入は、基本的には下落トレンド中。
「キャットデッドバウンス」という死んだネコも高い所から落とせば跳ね上がるというように、短期的な上昇も更なる下げのためのものかもしれません。
よって、どうしても底狙いをするのであれば「損切」設定をします。
損切をしていれば、予想と逆に動いても軽傷で済みます。
理論を信じすぎない、あらゆるパターンを想定
僕は前回の仮想通貨バブル期から、ずっとこの時を待っていました。
ずっとコテツイにしていたのでフォロワーさんならわかると思います。
そこで、購入したわけですが、永久にこの理論が通じることはない。
こうも思っています。
ビットコイン価格は年末に45万ドル?13万5千ドルは「最悪のシナリオ」=PlanBhttps://t.co/ounLqosYsY
— コインテレグラフジャパン(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) June 20, 2021
界隈で有名なビットコインの海外アナリストPlanB氏のストック・トゥ・フロー(S2F)モデルは、今期、崩れました。
理論上、彼は2021年末までに13万5000ドルに達すると述べていました。
しかし、結果は最高で約7万ドルでした。
特に近年では仮想通貨市場に機関投資家が参入、株価との相関関係が強まり、ビットコインですら値動きが激しいままです。
過去に成功したモデルがいつまでも続くとは限らないのです。
だからこそ、逆に動いた際のパターンなども考え、上述した損切設定などを行います。
余剰金で!勝つことよりも負けない事を意識
下落のリスクが高いため投資用に使うお金で投資します。
生活費などを投じるのは、決しておススメできません。
アルトコインは仮想通貨バブルが崩壊して次の底値で年始から100倍を維持した通貨は過去ただの1つもありません。
だから #Matic (Polygon)は売りましたし、第2次アルトシーズンが来て高値更新してもいずれ暴落、恐らく、次の底は高くても0.3ドル付近(30~40円ほど)と予想しています。
↓続く pic.twitter.com/LCDWhAWFpP
— かにたま@仮想通貨で海外移住FIRE (@kanitama7777777) June 4, 2021
僕はMaticなどの前回の仮想通貨バブルで得た大きな利益の範囲内で行っています。
FIREをした以上は、利益の範囲内のみで資産運用額を切り崩さないスタイルで行っています。
僕は、海外移住をしたものの、資産を切り崩し帰国する人が後を絶たない現状も知っています。
今の生活が気に入っており、決して無理はしません。
海外移住してからは、「孫子の兵法から学ぶ仮想通貨投資のやり方のコツ!戦略編」で書いたように「先ず勝つべかざるをなして、以って敵の勝つべきを待つ」、つまり、勝つことよりも負けない事も意識しています。
バフェットのパートナーシップ時代の運用成績です(『バフェット伝説の投資教室』から引用)。継続的な強気相場ではないにもかかわらずこの成績は、やはり素晴らしいものです。 pic.twitter.com/TyuHtvtbiC
— ハル (@haru_investing) May 9, 2020
投資の神様であるバフェット氏が凄いのは、弱気相場でもマイナスがあまりない点です。
大きな利益をとれなくても複利の力で資産はどんどん大きくなります。
月利5%を単純計算すると年利79%。これがいかにすごいか。バフェットさんの50年の運用成績は年利23%。つまり月利5%を50年やったらバフェットさん越えになる。安定した月利5%がいかに偉大か。もちろんハイレバも使い方次第なのはわかるが。
— mou (@deu5GGYdKDisUce) September 11, 2020
仮想通貨で月利5%、年利79%というと今の一部のDefi市場などを見れば大したことがありませんが、継続すれば大きい。
50年続ける事ができれば、あのバフェット氏を超えます。
ですから、今の一部の狂ったDefi市場の利率などは続かないとも思っています。
とはいえ、海外移住してFIREしたので昔よりもリスクはとらなくなりましたが、自分は負けてもそのぶん後で勝てばいいやと考えているので、今後も多少はリスクをとるでしょうね。
最後に
今回、ずっと待っていたビットコインを安値圏と判断し、購入してみました。
アルトコインも次は何をいれようかなーということで面白そうな通貨がないか日々探しています。
(海外移住などの環境の変化もあり、サボっていたのでちと大変ですw)
コテツイの時期より安く買える時期が本当に来て嬉しいですね。
これ本当に落ちるのかしら?とも思ったくらい当時は落ちる気配はあまり感じませんでした。
現在、円安でドルは日本円などの法定通貨に対して価値を上げています。
しかし、そのドルですら価値を落としており、年々買えるものは減っています。
1970: 1$ buys you a burger
1995: 1$ buys you a chips
2020: 1$ buys you a glass of water2011: 10BTC buys you a pizza
2016: 10BTC buys you a car
2022: 10BTC buys you a houseNo thanks! I will pass to #Bitcoin. Dollar
is to volatile for me. Dollar should be stable!#inflation pic.twitter.com/5NhTablQrt— bitcoin not to the moon (@bitcoinnotmoon1) June 5, 2022
今や米ドルのインフレ率はビットコインの5倍以上。
ビットコインの近年の伸びは異常とはいえ、価値を上げ続けたのも当然かもしれません。
暴落相場で高いリスクを冒して購入する僕の判断は一般的には間違えていると感じています。
しかし、法定通貨のインフレ率を考えると、安く買えて良い投資であると今は考えています。
僕は、ビットコインの大底を過去に当てたこともあります。
しかし、昔、ビットコインの下落相場で90万円でナンピン、その後、45万円ほどまで落ちた経験もあります。
また、前回のバブル崩壊では、ガチホのビットコインの80%以上の下落も経験しています。
尋常ではない暴落に多少の耐性がついており、一般的な感覚は、もはやないのかもしれません。
暴落をしても、もはやゲームのお金が減ったくらいの感覚しかありませんし、枚数が増えてラッキーとも思っています。
今の下げ状況でも「大丈夫だろうな」と思う自分がいて、冷静に考えるとオカシイ気もします。
なんにせよ、基本的に下落相場で投じる事から落ちやすく、落ちている間は当然気分も良くないでしょうから仮想通貨の底狙いは皆さんにはおススメできません。
投じる場合は、下落相場で投じるというそれ相応のリスクがあることはご理解ください。
リターンはリスクの対価です。
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