仮想通貨投資を行う上で大きな失敗して挫折しても成功する可能性が上がると思われる考え方を書いていきます。
誰でも100%上手くいくとは限りませんが、人によっては間違いなく役立つ考え方であり、上手くいくようになると確信して記事を書いています。
僕自身、2018年の仮想通貨バブル崩壊では、ピーク価格から約9割ほど仮想通貨資産が減ったことがあります。
それでも次の仮想通貨バブルで夢の海外移住をするくらいまではこれました。
人によっては、後々、有益になるはずです。
本日のまとめ
失敗を成功へ、考え方を変えるステップ
失敗をして次に挑む時、「次はどの銘柄に入れるのか?」など、次の投資先を考えがちですが、まずは考え方そのものを変えていきます。
なぜなら、同じ思考であれば、同じことを繰り返す可能性が高いだけだからです。
自分を知る
「彼を知り、己を知れば100戦危うからず」
自分と敵をよく理解すれば100回戦っても負けにくくなるという孫子の名文です。
まずは自分を理解することを始めました。
最初、僕はどれだけリスクをとれるか?を考え直しました。
当時は仮想通貨バブルが終わり、仮想通貨の資産の9割の含み益を失っても、正直、フワフワとして実感がありませんでした。
よって、リスクはまず許容できるな、と判断しました。
次に大暴落で資産も減ったので普通に働いて普通に生活する人生も悪くないなと考えました。
実家は居心地が良くて、何よりも楽でした。
そう決断しても良かったのかもしれません。
しかし、自分の理想の生活を考えました。
自分の理想は、時間にとらわれず、のんびり過ごす生活でした。
当時、実家暮らしで確かに普通に生活しても自由な時間はつくれました。
ただ、仮想通貨の大暴落もあり金銭面からまだ好きな時間に働くみたいなことは難しいなー、と感じていました。
理想のゴールを考え、行動を決めました。
次に、僕は、環境をつくるために実家を離れる決断をしました。
実家は楽なのですが、当然だと思っている環境から離れる必要があると思いました。
つまり、環境といっても僕は自分で全てを考える環境を必要としていました。
実家には母親や祖母(おばあちゃん)などがいて、特に母親はシングルマザーでありながら2人の子供を苦労かけることなく育てています。
とても優秀なゆえに頼ってしまい、僕自身が成長していないな、と感じていることがありました。
ちなみにビットコインを2016年に最初に教えてもらったのも母親からです。
しかし、投資は親任せではなく、自分で決めるもの。
ですから、自分で考え、自分で決断する、そして、そのための勇気を持つ必要がありました。
人生は決断の連続であり、リスクを冒して決断するという事は勇気がいります。
そのために1人で集中し、責任を持つ環境づくりを始めました。
その後、北九州の小倉という福岡県の第2都市に地方移住しました。
地方で良くあると言われる不便さは特に感じませんでした。
飯も上手いし、物価も博多の中心部よりだいぶ安く、イケメンや美女揃いで福岡自体が活気があって良かったです。
※僕は地方に行きましたが、コスト面での上でも実家があれば実家推奨です。投資を人に頼らず集中できる環境に置くことが重要だと考えています。
仮想通貨市場の歴史を知り、原則を見つける
はじめて仮想通貨などの暴落を見ると、急激に落ちすぎてビックリする方もいると思います。
しかし、こういうことは仮想通貨市場だけではなく、株式市場でも起こっていることです。
今や誰もが知っている通販のアマゾンですら株価が94%以上落ちたことがあります。
市場には、’’歴史は繰り返す’’という原則があるのです。
原則とは、似たような状況の中で繰り返し起こる物事に対処するための最も賢明で成功率が高い法則です。
僕が過去チャートを調べて見つけた原則の1つがBTC週足200日線での購入です。
今の所は、長期的な買い場としては100%の成功率です。
「何度も当たるわけはない。」
ごもっともです。僕もそう思いました。
この原則がいつまでも続くとは思っていません。
しかし、本当の大底が来ても、上ツイートのような心理になり、大抵の人は購入できません。
たとえ、割安でもイザという時には購入できないものです。
原則はあくまでも原則であり、100%上手くいくことはありません。
しかし、今までに成功しているなら新しい仮説よりは成功確率が高いはずです。
今までの前例がない確率が低いよりも、高い方が勝ちやすいです。
だから、チャートのテクニカルなどもあるわけです。
あれもいわば原則であり、100%勝てるわけではありません。
これは仮想通貨だけの話ではありません。
例えば、人生。
受験、入学、結婚、出産などなど。
あなたにとっては初めてのことでも過去の人は同じことを体験しているのです。
例えば、受験であれば赤本で過去問を行ったり、先輩に話を聞くなど、事前に対策を行う事で傾向がつかめ、イザ本番が来たら対応できるわけです。
終わらないバブルはありません。
今回も終わりました。
ビットコインは30%も下落しない。
そんなことはありませんでした。
まずは、過去の仮想通貨市場でよく見られる原則を見つけ出すのです。
恐らく、これは失敗をしないことには、見つけ出すことは難しいかもしれません。
なぜなら、上手くいっているからです。
将来的に大きな失敗をすることは、かなり致命的になります。
なぜなら、人間には年齢という寿命があります。
やり直すことができるのは、生きている時だけだからです。
ですから、できるだけ早いうちに失敗して、原則を見つけます。
失敗をしていくと、何かを学び、成長しているような感覚があります。
しかし、それは目に見えにくいもの。
自転車乗り等もそうですが、失敗を重ねていくと、そのうち転ばなくなります。
実は転ぶことが、成長につながっているのです。
よって、長い投資生活の中では初期の失敗は幸運です。
「失敗は成功のもと」とは良く言ったものだなと思います。
真実を見て受け入れる
僕の上手くいかなかった投資の1つとして「思い込み」が挙がりました。
例えば、プロジェクトのかかげる理想を信じて投資を行っていたのですが、仮想通貨バブルが崩壊すると共に資金がショートして消滅(機能しない)したプロジェクトもありました。
これを改善するために、理想を持ちながらも、真実を見る「現実主義者」の思考を取り入れました。
改善例として「データ」を見るようになりました。
特にブロックチェーンは改ざんがしにくいデータで誰でも閲覧ができる信頼性のあるものです。
「データで見る将来性のあるアルト(草)コイン~ノード編~」「仮想通貨で今後伸びるアルトコインの選び方~時価総額編~」等にあるようにノード数の推移などの理想だけではなく、実情も調べ始めて投資を行うようになりました。
投資の世界は自分の理想ではなく、現実をありのままに受け入れ、深く理解し、それに適応して得られる恩恵に預かることが多少なり出来たと思います。
現実主義というと何だか夢のない機械的な感じを受ける人もいると思います。
しかし、僕は夢を持ち、現実を受け入れながら決断を続けていけば、より上手くいくと思います。
現実を見ないと、今の多くの国民の生活を知らない、一部の政治家のようになります。
決して、自分の理想で考えず、現実を見ながら仮想通貨の世界を調べていきました。
目的を達成するには、自転車乗りのように最初は痛みがあるもの。問題を見つけて見ないふりはしないようにしています。
反対意見を見る
僕は仮想通貨に対する否定的な意見や状況(現実)はスルーして深く見ることはありませんでした。
なぜなら、批判は気分が悪く、仮想通貨の大暴落など過酷な現実は辛くなるからです。
しかし、僕は受け入れるようになりました。
なぜなら、これらの批判や現実に対する痛みは、ただの心の持ち方であると気が付いたからです。
そして、それらは見方を変えることで全てが変わることがわかりました。
例えば、仮想通貨の大底時代はネガティブな意見がSNS上などで埋まります。
まず暴落し続けているので、当然と言ったら当然です。
しかし、この現実に目を背けてしまえば、当時の底時代のビックチャンスに投資はできません。
だからこそ、ネガティブが蔓延する仮想通貨の冬の時代に動くべきであり、目を背けることは僕はしません。
そして、否定的な意見は、将来的に起こる自分に起こる問題を教えてくれる場合もあります。
企業がなぜ顧客にアンケートなどをとるか?考えるとわかると思います。
批判的な意見は、将来的に起こりうるミスを減らし、成功へとつながることもあるのです。
投資に限らず大きなミスを犯し、世間に笑われることもあるでしょう。
しかし、苦痛と反省は成功へのプロセスです。
先ほどの自転車乗りと同じです。
ただ、大きな受け入れがたい現実を受け入れるには、きついかもしれません。
ですから、リラックスした環境で受け入れると良いと思います。
瞑想などで行う方もいるようですが、僕は仰向けで寝ながら受け入れ反省します。
2018年の仮想通貨バブルで9割の含み益を減らした現実などもこれで受け入れました!
問題を認識して計画をたてる
現実を受け入れた後は問題を認識します。
つまり、自分が大きく資産を減らしたなどの失敗した理由(原因)を探るのです。
その後、計画をたてます。
僕は「仮想通貨投資で成功者となるために経験から学ぶ愚者で良い理由」であるような本ブログで書いてあるようなことを採用しました。
・「100倍を利確」等は代表例です。
そもそも僕が2018年に理想の生活を手に入れられなかった原因は、仮想通貨の大きな含み益を利益確定をしなかったことにつきます。
仮想通貨の含み益が9割減ったことはとても大きなことでした。
結果的に戻り、大きく上昇しましたが、当時、暴落が来ることはわかっていました。
しかし、税金がネックで利確をためらう事が多かったのも事実です。
この根本的な原因を取り除くために2021年に海外移住したという理由もあります。
SHIB、Solana、StepnのGMTですら100倍はなくなりました。
限りなく100倍維持は不可能という真実。
今期のバブル時代から今までの仮想通貨のデータで、100倍は全部利確(※)と決めました。
(※)利確に税金がかからないという自分の環境も考慮したものです。日本にいた場合は、半分だけ売ると思います。
もし、ガチホのBTCやBNBが100倍を超えても全部売ります。
ただ、BTCやBNBや一部のアルトコインは長期的な資産とも考えています。
売却後も問題が無ければ後で買い戻します。
実行する
計画をたてた後は「実行」します。
しかし、いざその時が来ると実行にためらう可能性があります。
そこで、僕が考えたのは「(SNS等で)外部に宣言する」ことです。
宣言することで、実行する可能性が格段に上がると考えています。
前項目の「100倍は全部利確」は、その一例です。
僕はこのブログで宣言しました。
100倍を当てる自信はどこにあるのか?という感じですが、そこは許してくださいw
最後に
最近では、投資に限らず、何事も本日の記事にしたような繰り返しが成功へと導くと思うようになっています。
僕は投資を行う前は、失敗後、自分の問題点を洗い出す所を怠っていた感覚はあります。
基本的に、嫌でしたからね。
正直、逃げていました。
しかし、自転車乗りなどのように失敗した(転んだ)後に受け入れ対策をしていけば、だんだん失敗が減って(転ぶことがなくなり)自然に上手くいく。
これが昔からわかっていたらなあー、と過去を悔やむ気持ちがあります。
失敗も後で思えば、良い思い出になります。
そう思うと、むしろ楽しくなってきます。
未だに失敗の連続で模索しています。
よって、僕がこんなことを書いて良いか迷いました。
しかし、このプロセスは普通の人が取り入れれば、失敗を大きな成功に導くと実感できます。
少なくとも確率は上がる。
だからこそ、記事を書きました。
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