Twitter上で無料で仮想通貨を配布するプレゼント企画を度々目にします。
これらは基本、フォローとRTで気軽に参加できます。
しかし、詐欺まがいのプレゼント企画が多いのも事実。
そこで、本日は初心者向けに仮想通貨のプレゼント企画が詐欺かどうか見分けるポイントを記事にしたいと思います。
詐欺の可能性が低い仮想通貨プレゼント企画
▶ 過去、アクティブなユーザーからの当選、支払われた報告が多数ある
▶ フォローが増えずDMも届かない
僕はこれら全てを満たしていれば参加しても良いかなー、という感じです。
詐欺の可能性があるプレゼント企画
フォロワーだけ増やすために行いプレゼントを配らない、勧誘DMが届くなどの詐欺の可能性があるプレゼント企画のパターンです。
当選者のツイートがない(少ない)
自分でフォロー、RTの応募条件。
ゆえに当選者は基本的にはアクティブユーザーです。
それならば当選したら嬉しくて普通は当選報告のツイートする可能性が高いはず。
しかし、ツイートが無かったり、数が少ないのはおかしいです。
数が少ないのは自演や、全員に配布されていない可能性があり詐欺の可能性があります。
当選者の発表がない
DMのみでの当選発表は怪しいです。
なぜ当選者の発表をしないのでしょうか?
それでは配っていないと思われても仕方ありません。
ブロックチェーンを使わない
仮想通貨は誰でも送金が確認できる改ざんが難しいブロックチェーンがあります。
本当にプレゼントしたなら皆で確認できた方が信頼されます。
なぜ使用しないのでしょうか?
LINEへの誘導
基本、詐欺師がLINEへ誘導するのは、クローズな場所で情報商材などを売却するためです。
また、LINEへ誘導してフォロワーを集めて最終的にアカウント売却するためです。
LINEフォロワーを集めるのは、TwitterよりもLINEアカウントはより高く売買されるため。
ユーザー数 | SNS名 | |
1位 | 8900万人 | LINE |
2位 | 4500万人 | |
3位 | 3300万人 |
※総務省のデータ-令和3年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査参照。
LINEのアカウント数は令和3年現在1位。
LINEは、2位のTwitterより利用者が多く、倍近くもいます。
フォロワーが増え、DMが届く
知らないアカウントから複数のフォロー、DMが届くのは詐欺師から’’カモ候補’’と想定されているからです。
フォローは解除し、ブロック、もしくはミュートにしましょう。
本人マークがない
匿名ではない本人が行っているプレゼント企画の場合、名前の横に記載されている本人マークがない場合は偽物の可能性があります。
仮想通貨界隈では、特定の人物のなりすましが多いのでご注意ください。
悪質な仮想通貨等のプレゼント企画が絶えないわけ
理由は簡単、儲かるからです。
追跡!謎の“現金プレゼント”等の記事を見ればわかります。
記事の女性は、1万人の友達でLINEの配信だけで月に500万円稼いでいたそうです。
1万人は、金が欲しくて自らRT+フォローしてきたアクティブユーザー。
効果てきめんですね。
反応が無くなってきたら、売却して2度の利益を得るのでしょう。
LINE、Twitter共にアカウント売買は規約違反です。
しかし、見込み客を集めてLINE等でアフィリエイトを行うことは犯罪ではありません。
アフィリエイト商品の購入が本人の意思であれば、詐欺行為をしていない限りは否定できません。
手法は同じですが、詐欺ではなくキッチリ配れば稼げるというわけです。
その1番良い例がZOZOの前澤氏でしょう。
アクティブな見込み客を集め、ついにはフォロワーを日本一。
大きな利益を得ています。
最後に
僕は仮想通貨のプレゼント企画開催や参加自体は悪いとは思いません。
プレゼント企画の参加者は、以下の可能性を許容できるなら参加しても良いでしょう。
「何か売られるかもしれれない。」
「詐欺に引っかかるかもしれない。」
ネットの詐欺被害が増える現代。
仮想通貨を通じて詐欺事件に巻き込まれないために私達はマネーリテラシーを高める必要があります。
プレゼント企画の主催者は、フォロワーを増やし、見込み客を集めてビジネスを行うのは違法ではありません。
上場企業などもやっていることです。
影響力を持ちたいなどの二次欲求を満たすために行うのも良いでしょう。
しかし、集まった方々を喰いものにして嘘をついたり、詐欺行為は間違いです。
僕は詐欺が多い界隈だからこそ真っ当であることを願います。
コメント