今後、資産運用を行う上で僕は人に任せる事も考えています。
そんなわけで最近は「楽して稼ぐ」と記載されているコピートレードを少しだけ試しています。
彼らは、このビットコインなどの仮想通貨相場が悪い際にも稼ぎ続けています。
その際、こういうタイプが上手くいくのではないだろうか?と僕が運用をお任せするトレーダーさんの基準を書きました。
良かったらご覧下さい。
※あくまでも個人的な考えです。必ずしも上手くいくわけではない事をご理解ください。
本日のまとめ
勝ち続けていてもトレードで勝率100%は永久には続きません。
10回勝っても1度の負けで全てを失うことがあります。
よって、僕が重視しているのは勝率ではなく、どれだけ稼げているか?
つまり、トータルリターンの良さです。
可能であれば、損小利大。
(ただ、バイビットの勝率が高いと上位表示される仕組み上、損小利大は難しいです。)
自分のルールが確立されて損が少ない状態で損切できれば勝率の悪いトレーダーでも僕は選びます。
また、トレードに可能な限り100%集中している(パワーを注ぎ込んでいる)トレーダーを僕なら選びます。
楽してコピートレードで資産運用!
Bybitなどの仮想通貨取引所では「コピートレード」という項目があります。
これは、実力のあるトレーダーに代わりに資金運用をしてもらいます。
1人だけトレーダーをフォローしてお金(USDT)を預けるだけで勝手に増やしてくれます。
預けた資金の利益の10%はトレーダーに提供されます。
では、場を提供するBybitはどこで儲けているのか?というと手数料で儲けています。
依頼者は楽して稼ぐ、トレーダーは顧客の10%の利益の追加、そして場を提供するBybit側にも恩恵があるわけです。
使ってみた感想として、Bybitのトップトレーダーの凄さを感じています。報酬の10%は少なすぎではと感じるほどです。
「他力本願で儲けよう」という怪しげなキャッチコピーがあります。
しかし、本当に楽で誰か1人のトレーダーを選んで資金を入れるだけ。
後は勝手にトレードしてくれます。
自分の選んだトレーダーさんは、今の所は良い運用成績を残してくれています。
上位陣は、とにかく勝率が高いのが特徴。
ヘッジファンドのリベンジトレード(損失を負けを取り返すため不利な状況で参入)や清算等も目立つ中、短期的な動きが読みにくい状況でよくこれだけ勝てるなと本当に感心します。
しかし、勝率に関しては、注意が必要です。
勝率が高くても利益を出さなければ意味がない
Bybitでは自分のトレードを真似するフォロワーが多いと、その利益の10%が自分に入るため自分の資産も増えやすいです。
そして、トレーダーの勝率が高いとランキングで上位表示されやすく目立つので自分のトレードをコピートレードしてくれるフォロワーが増えやすくなります。
しかし、これが結構な罠だったりします。
例えば、7日の勝率が74%もあるにも関わらず、収益がマイナスのトレーダーも出ます。
これは損大利小だからです。
つまり、負けた時の損失額があまりにも大きいため、多くの勝った際の利益を全て吹き飛ばしてしまうのです。
Bybitの仕組み上、勝率が良いと上位表示されやすくなりフォロワーが増え、負けてしまうとフォロワーが減りやすくなります。
フォロワーの利益の10%が手に入るのでフォロワー数は多い方が良いです。
ゆえに、少し利益が出たら利確する利小、大きな含み損でも負けがつくために小さな損では粘ってしまい損大になりやすいのです。
そのためデーターを見て、勝った時にどれくらい利益を出せたか?負けた時にどれくらい損失を抑えられたか?すなわち、損小利大が出来ているか?大きな利益を出せているのか?を見ています。
僕は勝率よりも過去7日間の収益などの過去の数値を選択の目安にしています。
もちろん、そのトレーダーのコピートレード人数や資金力の違いもあるので、あくまでも目安です。
自分のフォローしている方(コピートレード主)は収益の桁が違いますが、フォロー数も最大500ですし、ある程度、彼に張っている人もいるのでしょう。
彼は現在はこの相場で素晴らしい成績です。
基本、ロングならロングと1本タイプで上がるまでマイナスポジションを持ち続けるタイプ。
負ける時は履歴を見ると、マイナス-100%越えなどもありました。
それでもトータルリターンが良いのでお任せしているという感じです。
僕は勝率よりも大きな利益を出しているか?を重視します。
しかし、この方針は人によって変わるでしょう。
Bybitのコピートレードは、勝率が高くても利益があまり出ないトレーダーさんも多いので、履歴を見て自分にあうトレーダーさんを精査していった方が良いでしょう。
こんな感じで7日の勝率100%のトレーダーの現在のポジションですら、大きなマイナスポジションを抱えている人はいます。
多くのトレーダーは、勝率のために少しの含み損では損切しない傾向が見られ、損大になることがあります。
注意しておきたい所です。
なお、バイビットでコピートレードをする場合は、掛け金の100倍以上の資産を預けておいた方が良いです。
レバ1倍10ドルで設定するなら、最低でもその100倍の1000ドルは資産(証拠金)を入れておくと良いでしょう。
トレーダーの中には、ポジションを50以上持ったり、含み損-50%等でも粘るトレーダーもいます。
証拠金が足りず、自動清算されないように資産は多い方が良いです。
どのような人に任せるのか?
僕の個人的な意見では、運用やトレードなど本業に集中している人に任せたいなと思っています。
つまり、本職に可能な限り没頭している人を選びますね。
トレーダーならトレードだけですね。
あれもこれも手を出している人は、任せない予定です。
例えば、スポーツなどに置き換えるとわかると思うのですが、プロ野球の選手がサッカーに手をつけると考えてください。
もちろん、プロ野球の選手は、通常の人よりは運動神経が良いのでサッカーでもそこそこの成績を残せるでしょう。
しかし、野球もサッカーも超一流になり、それをキープするという2足のワラジは難しいことは誰でもわかると思います。
野球だけですら大谷選手のようにバッターとピッチャーというポジションを並行して一流の成績を残すことは難しいのです。
ですから、トレーダーならトレードだけというように可能な限り集中している人を選んだほうが成功確率は高いと思っています。
少なくとも超一流は、集中せずに到達してずっと維持するのは難しいと考えています。
僕の選ぶ人のイメージとしては、SNSやらメディア等の表にあまり出てこず、遊びやファッションなどに殆ど興味がなく、トレード成績だけが良ければ、なお良しという感じですね。
性格に難があってもとにかく集中していることがわかれば選ぶかもしれません。
もちろん、他の事に力を入れると良い面もありますが、他の事に力を入れると、それにもパワーを費やすため、日々の訓練が疎かになりがちで勝てなくなる可能性が高いです。
先ほどのスポーツの例でいえば、野球選手がサッカーを勉強してプレイし始めたら気分転換にはなるともいますが、大きく成績が良くなるとは思えません。
他のことに集中すれば、本職(本業)が疎かになります。
有名起業家の社長をメディアでよく見るようになると、株価が落ちて会社も傾くという事は良くあります。
メディアで時間がとられて肝心の本業が疎かになる人もいるからです。
仮想通貨でお金を増やすのも、結局はある程度のタネ銭が出来たら仮想通貨の「銘柄選び」に力を入れた方が効率が1番良いです。(資金力は1000万円以上が望ましい。多いほど当然良い。)
「仮想通貨でFIREするための道のり、こうすれば上手くいく!?」でも書いたように少なくとも僕は間違いないと思っています。
重要な部分に時間を割かないと、どうしてもパフォーマンスは落ちやすいと思います。
特にノーベル賞などを取るような抜群の成果を出す人は、あまり表には出ず、研究だけに没頭し専念している印象があります。
ノーベル賞を取る多くの研究者がとるまでは無名なのも頷けます。
(少なくとも世間的には無名です。)
仮想通貨業界だとバイナンスのCZやFTXのアフロ(サム・バンクマンフリード)なども今でこそ知られていますが、無名の当時から今のような質素な格好や風貌。
今でも仕事以外にはあまり興味のない感じはあります。
ああいう感じの人達に任せたいなと思っています。
特にアフロみたいな感じだと良いですね。
ただ、世に出てこないだけに見つけるのは本当に難しいです。
だからこそ、こういうトレードのみ、成績が物をいう場所で見つかるのかな?と思っています。
これに関しては、賛否両論あると思います。
ただ、僕は、可能な限り運用に一点集中で専念している人を選びます。
最後に
コピートレード利用することで、その運用成績だけでなく、トップトレーダーの現在のポジションなども見ることができています。
彼らのポジションを見るだけでもトレーダーは甘い世界ではない事がわかります。
僕は様々な人のポジションをこの目で見て、トップトレーダーでも大きな含み損でポジションを持ち続けている事があるのだとわかりました。
数日で-50%の含み損にもなりうるトップトレーダーの仮想通貨の日々のトレードを実際に見ると、本当にリスクが高い世界だなと感じます。
世界三大投資家のジョージソロスや、日本では現在でも名前が残っている平成最後の相場師と呼ばれた是川銀蔵(これかわぎんぞう)さん等はトレードで破産経験があります。
大きな利益の影には、大きなリスクがあることを改めて感じました。
特にバイビットでは成績が上がらないと上位表示されず基本的に顧客が増えません。
よって、勝率を重視する損大利小になりかねません。
成績を重視するあまり、損切できず、大きなマイナスになる可能性もあります。
安定運用という意味では、向いていないのかもしれません。
実際に使ってみてステーキングの方が良いのかな、というのも感じています。
リターンはリスクの対価であり、将来的な運用として考えるには、よく吟味する必要があると感じました。
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