Tranchess(CHESS)バイナンス上場銘柄 ~2022年度版~

アルトコイン(草コイン)

バイナンスに上場しているトランチェス(Tranchess)に関する投資(投機)向けの記事です。

良い点、悪い点、投資判断などを記事にしていきます。

※2022年以降の仮想通貨バブルに向けた記事です。10年後などの長期的な思考はありません。

※記事を作成したのは2022年5月24日です。あくまでもその時点の記事であることはご理解下さい。

※参考程度にお願いします。今後、価格が上がる保証はありません。

※上手くいき大きな利確をした場合、税金にご注意ください。(日本国内在住者)

 

本日のまとめ

大口は逃げているが、バイナンス銘柄の中でも低時価総額で割安ゆえに資金が入る可能性がある穴銘柄。長期投資の場合、長い目で見る必要がある。

バイナンス上場銘柄の中では低時価総額で可能性を感じる銘柄である。

ただし、大口が逃げており、資金の入れ替わりは注意して見ておく必要がある。

投機として考えるならあり。

長期なら良く検討しておく必要がある。

 

トランチェスの特徴

トランチェスは、仮想通貨の資産運用のためにつくられたいわゆるDefi銘柄です。

トランチェスは2021年6月24日に発売されました。

 

CHESSという通貨がガバナンストークン(※)として使われます。

(※)ガバナンストークンは、プロジェクトで権利となる重要なものです。投票などで使われます。

 

トランチェスのDefiは、クイーン、ビショップ、ルークなど実際のゲームのチェスの名前が使われた運用方法に個性がある点が特徴です。

 

クイーン

クイーン:標準の利回りで運用の王道のコース。

預けた仮想通貨を更に増やせます。

 

ルーク

ルーク:レバレッジをかけることができ、将来性に自信のある方向けのコースです。

流れが読めればFXのレバレッジ同様に大きく稼げます。

 

ビショップ:利回りを自動的にUSDC(ステーブルコイン)にかえ、確実に利益を得るコース。

ドルと連動したUSDCに自動的に変換するので、暴落リスクが避けられます。

 

上の画像は、全てBNB運用。

同じ通貨を預けても、様々なコースで運用可能なDefiであることが大きな特徴です。

 

トランチェスの詳細は、Tranchess公式ドキュメントをご覧下さい。

 

CHESSの合計および最大供給量は3億枚。

2022年5月24日の時点で循環供給量は80,446,520(合計トークン供給量の約27%)です。

 

魅力

トランチェス(Tranchess)の良い点(魅力)を挙げていきます。

先ほどの特徴のような魅力ではなく、主に投機として考える際の魅力です。

 

低時価総額だが、TVLが高い

Tranchess

Tranchess(トランチェス)は、仮想通貨ランキングで655位、時価総額が30億程度の規模の小さなアルトコインです。

 

しかし、今は仮想通貨の冬の時代。

それにも関わらず、BSCのTVLランキングでは、トランチェスは記事作成段階で6位です。

悪くはないと感じています。

 

このまま高いボリュームを維持できれば、バブル期には期待できます。

 

バイナンス殿堂入り銘柄

トランチェス(Tranchess)は、2021年のBSCの殿堂入り銘柄です。

非常に高い評価を得ており、上場しています。

 

シード価格に近づくほどの下落

トランチェスの超初期のシード価格は0.1ドルです。

 

現在、CHESSは約0.3ドルとなっています。

かなり売り込まれているが、だいぶ安くなったなという印象です。

なお、一般投資家に販売されたICO価格は1CHESS=1ドルです。

 

懸念点

トランチェス(Tranchess)のリスク(欠点)を挙げていきます。

 

初期販売価格の大きな差

一般投資家に販売されたICO価格は、1CHESS=1ドル(ICODROP-Tranchessなどで確認可能

 

一方、初期投資家に販売されたシードセールは全体の5%で1.5M$の資金調達。(Coindeskの記事などで確認可能

つまり、1CHESS=0.1ドルで販売されています。

 

一般投資家のセールは1ドル、シードセール0.1ドル。

つまり、初期で10倍も差があるわけです。

 

もし、初期段階で10倍の差があると知っていたらあなたは買いますか?

長期向けのアルトコインのガチホを考える際は〇〇を見ます」で書いたように、少なくとも僕は長期投資としては買いません。

 

※トランチェスのトークンの内訳は、5%のシード投資家、20%のコアチーム、15%が将来の投資家用、50%の流動性マイニング、10%の財務です。

 

銘柄が少ない

トランチェスは悪くないプロジェクトです。

しかし、Defiで扱う銘柄が少ないです。

 

独自トークンのCHESSを除けば、BTC、ETH、BNBのみ。

これらの大型銘柄は他のDefiでも扱っています。

扱う銘柄があまりにも少ないがゆえに人気が出にくいのかもしれません。

 

市場流通割合が低い

CHESSの循環サプライ(※)は現時点で27%

(※)市場で流通し、公開されているコインの量。これは、株式市場の流通株式に比例します。

 

つまり、まだ73%の通貨が市場に出ていません。

 

つまり、時価総額は約30億円ですが、希薄時価総額は約113億円になります。

仮想通貨で今後伸びるアルトコインの選び方~時価総額編~」でも記載したように希薄時価総額も意識される傾向があり、これが高いと伸びにくい傾向があります。

 

最近のアルトコインは、初期の循環サプライを低く設定し、そのぶんユーザーにステーキングなどで大量の報酬を与えるという初期のお得感を出すものが多いです。

しかし、それゆえに希薄時価総額が高くなる傾向があるのでご注意ください。

 

最後に

初期セールの価格差はあったものの、順調に下がってきており、悪いプロジェクトではありません。

銘柄の少なさは気になりますが、利率は良く、時価総額も小さい。

ひょっとしたらまた注目を集めるのではないか?と感じています。

投機としてはアリだと思います。

 

ただ、現在の冬の時代で価格だけでなく、数値上のデータも著しく落ちており、多くの消えたアルトコインのように終わる可能性もゼロではありません。

バイナンスが支援しているとはいえ、安心はできない銘柄だとも思います。

開発の状況を含めて、よく観察しながら投資を行う必要があるでしょう。

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