仮想通貨のGameへの投資について!ゲーム内通貨とガバナンス通貨

アルトコイン(草コイン)

現在、仮想通貨の冬の時代ですが、ゲームに関してはユーザーが残っており、頑張っている印象があります。

そこで、様々なゲームを調べる一方で、共通項も見えてきたので記事にしようと思います。

ゲーム系の仮想通貨に投資しようと思っている人は、役立つ記事になるかもしれません。

※あくまでもデータをもとにした個人的な意見です。

 

本日のまとめ

ゲーム銘柄に投資をする上でゲーム内通貨とガバナンス通貨がある場合、ガバナンス通貨の方を主軸に置く。ゲーム内で獲得できる通貨は、冬の時代は価値を大きく落としやすい傾向があります。よって、バブル期にはゲーム内通貨は基本的にUSDCなどの安定したステーブルコインに換えていく(税金に注意)と効率が良いと思われる。

ゲーム内で獲得できる通貨は、仮想通貨バブルの際は大きく上昇しますが、バブル崩壊後は、その反動で大きく落ちています。

一方、ガバナンス通貨は落ち方が緩い事もあり、将来性を感じるなら長期的に増やしていくと良いでしょう。

 

ゲーム内通貨の価格が落ちやすい理由

通貨に対する需要(プレイヤー数の増加や、ゲーム内通貨消費の広がりなどによりその需要が増える)と対比して、度を越えてゲーム内通貨が増加した場合には「ゲーム内通貨の価値」が下がる。

この現象がいわゆるインフレ(物価上昇)と呼ばれるものである。

 

ネットゲーム等のゲーム通貨は、インフレが程度の大小こそあれ、存在するのは珍しくはない。

プレイヤーキャラクターがゲームシステムから獲得できるゲーム内通貨の量に制限はないため、一般にゲーム世界内通貨の総量は増加し続ける。

 

特に仮想通貨はインフレを加速させている。

なぜなら、ステーキングがあるからだ。

例えば、Axieのゲーム内通貨であるSLPは、ローニンウォレットでイールドファーミングを行うと年利は113%。

特にゲーム内で増やさなくてもステーキングにより尋常ではないスピードで通貨は増えていく。

ゲーム内通貨が増えていけば、当然、通貨の価値は落ちる。

 

ゲームをプレイして稼ぐだけではなく、ステーキングをしても稼げるのであれば、よりお金が増えやすく価値が落ちやすい。

供給が需要を上回り、システムから引き出される金額>システムへ還元される金額であれば、いずれはインフレの問題が生じることになる。

 

 

ゲームでは、そもそもお金が稼ぎやすく、インフレが起こりやすい。

例えば、ゲームではお金が稼ぎやすい効率を重視した「金策」が徐々に浸透していく。

すると、そのお金が稼げる素材などは、一気に市場にあふれ、価値を落とし、皆が欲しがる特定のアイテムとの価格差が大きく広がることになる。

つまり、市場にあふれたアイテムとレアアイテムの価格差が激しくなる現象が起こる。

 

仮想通貨のゲームで言えば、Stepnのスニーカーのレア度による大きな価格差などはその典型。

ミントで失敗した靴が安値で売られ、上位のレア度の高い靴が高騰していくことになる。

 

ゲームではこのように「レアアイテムを手に入れるために、他のアイテムを入手し売る」という、原始的な取引手段である物々交換による経済に近い状態が生まれる。

物々交換という状態であることは、すなわち、ゲーム内における重要な要素である「通貨」が実質的には意味を失った状態と言える。

 

 

このため、インフレ防止として特にネットゲームでは「通貨回収メカニズム」が基本設計の一環として用意されるのが一般的。

それでもインフレが進行し、あるいは収束する局面では、ゲーム内通貨の価値が通常では考えられない水準で変位していく。

そのため相場が乱高下し、その変調にうまく乗じることの出来た一握りの成功者を生み出す一方で、正直者が馬鹿を見るようなケースも発生する。

 

Axie Infinityのゲーム内通貨のSLP(Smooth Love Potion)。

市場の状況もあるが、バブル期でも価格は大きく変動、乱高下していた。

 

総じて、そうした過度の相場変動は、プレイ時間に比例した報酬を得るというゲームの基本法則を揺るがす要因であり、多くのプレイヤーに対して個人の力では対応不能な深刻な影響をもたらすことになる。

 

以上のようなことから、多くの場合、運営側にとっては、インフレ対策は、コンテンツの拡充と並んで、中長期的な成功の可否にかかわってくる重大な課題として、継続的に取り組む必要があるポイントと考えられている。

 

平常な世界であればインフレ・デフレは緩やかに揺れ変動を見せる。

Stepnなどは靴修繕などのゲーム内通貨の使用による回収も良く考えられている。

しかし、チャートを見れば、バランスを取ることは非常に難しい。

 

あふれるゲーム通貨の回収の仕組みをつくり、ゲーム内でインフレを抑えようとしているStepnのゲーム内通貨ですらバランスが取れないでいる。

今後のゲーム内通貨も同様の軌跡をたどると思われる。

 

かにたま
かにたま

僕が過去に遊んだゲームでインフレしなかったゲームはまだ1度もないです。なお、「インフレのないゲーム」でネットで調べても見つかることは無かったです。あったら教えて下さい。

仮想通貨はステーキングで通貨を増やすことも出来るため、価値がより落ちやすく、インフレを加速させている感はありますね。

ガバナンス通貨は落ちが緩やか

StepnやAxieなどの人気ゲームのチャートを見ると、ガバナンス通貨(GMT、AXIE)は、ゲーム内通貨(GST、SLP)に比べると落ち方が緩やか。

 

Stepnのガバナンス通貨のGMTは、バイナンスのステーキングですら年利20%も増える。

 

しかし、StepnのGMTはセール価格が0.01ドルに対して、現在0.98ドル。

一時はより大きく下落し、その変動は激しいものの、セール価格の98倍で高値圏にある。

何故、価格を保っていられるでしょうか?

 

それは、ゲーム内でガバナンスのGMTが手に入らず、ユーザーが増え続けているから。

 

Duneより

Stepnは新規ユーザーの伸び(棒グラフ)は落ちていますが、まだ着実に増えており、全体的なユーザー自体(Cumu_User)も増え続けている。

つまり、バブル期から稼ぎが大きく落ち、仮想通貨の暴落もあって止めた人もいますが、僕のように価格が落ち着いたら参入した新規ユーザーがまだ上回っている。

 

つまり、GMTには需要があり、ゲーム内で増やすことができないため、インフレが抑えられ、仮想通貨バブルが崩壊してステーキング年利が高くとも通貨の下落はゲーム通貨よりも緩やか。

 

ただし、ユーザー数が増えていて需要が供給を上回っているからこそ、この程度で済んでいる。

需要がない不人気のゲームで、需要が供給を下回れば、大暴落を引き起こす可能性がある。

 

またGMTのゲーム内での獲得は現在は未実装。

現在も高値圏であり、今後はゲーム内の報酬として追加される可能性があるので注意しておきたい。

今後、ゲーム内でGMTが獲得できるようになれば、価値は下がりやすくなる可能性が高い。

 

ゲーム通貨へ投資(プレイ)する際について

基本的にゲーム通貨へ投資する際は、以下をチェックしていくと良い。

 

初期投資について

x.com

初期投資の有無に関わらず、ゲームの需要と供給のバランスでいずれは一定価格に収束していくと思っている。

安いか高いかという感覚は人によって変わるが、自分が適正価格だなと思って楽しそうならどちらでも大きく稼げる可能性はある。

 

初期投資が必要:事前のNFT等の販売で運営が資金を確保できているため、そのぶん還元されて大きく稼げる可能性はある。しかし、その反動でバブルが終わると下落も激しい。ハイリスクであることは頭に入れておきたい。

初期投資が不要:無料で初期投資がかからない場合は、資金が確保できていないために初期費用がかからないものに比べると稼ぎにくい。需要が圧倒的でトークンの価値が上がれば稼げる。

 

個人的には、NFTなどが無く無料で開始できても、メタバースの土地などが任意で売買されており、運営が売上(利益)をあげているかどうか?に注目したい。

十分な売上(利益)をあげていれば、詐欺でなければ還元される可能性が高い。

 

x.com

元素騎士オンラインでは、無課金で始められるが、レア衣装などの販売が既に高額で販売されており収益が上がっている。

還元もされており、稼げているようである。

初期のご祝儀報酬でもあるが、今後は、高額になりそうな土地の販売もされるとのこと。

更に運営は利益をあげ、還元の期待はできる。

 

とはいえ、過去のゲーム通貨やチャートを見るとわかるが、初期やバブル期の盛り上がっている時などは、その稼ぎは異常値になることが多い。

特に初期投資ありなら回収は考えておく

バブル期、すなわち稼ぎすぎと思った際は、貯めこまず、特にゲーム内通貨はステーブルコイン等に交換しておくと良いだろう。

 

x.com

ただし、バブル期が終わり、冬の時代は保管もあり。

ゲーム通貨は今期のバブルで頭角をあらわしたものであり、冬の時代のデータがないので難しい。

僕自身、試行錯誤中である。

現在の所は、すぐには換金せず、状況を見ながら、安い時に強化したり、少し貯めこんでおこうかなとも思っている。

 

ガバナンス通貨への投資

基本的にゲーム内で使う通貨とガバナンス通貨では、ガバナンスの方が落ちにくい設定のため、そちらの方への投資効率が良いと思われる。

仮にどちらかに長期投資を行うのであれば、長期保有は、ガバナンス通貨が良い。

例えば、STEPNなどのゲーム内通貨は実際にゲームをして効率よく稼いでいけば良い。

なお、ガバナンス通貨のステーキング率が低かったり、ゲーム内で獲得できない等の入手が難しいものであれば更に良い。

 

ユーザー数が伸びている面白いゲームを選ぶ

需要が上回る。つまり、人気ゲームであれば、通貨の価値は落ちにくい。基本的には、アクティブユーザー数を見ていくと良いだろう。

 

継続性、普遍性、付加価値

ゲームは飽きがあるために、どんなゲームでもいずれは衰退する。

 

よって、ただのゲームではなく、継続して続けるような飽きが来ないような継続性のある普遍的で付加価値のあるようなものが良い。

例えば、Stepnなどは、運動する習慣がつき、健康的にもなるお金では買えない付加価値がある。

 

個人的には、Sleep to earnに注目している。

運動しない人はいても、寝ない人はこの世にいない。

かつ、誰でもほぼ毎日行っている普遍的なことである。

 

 

 

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