FIREをして海外移住してからの現在の2022年度の仮想通貨の投資方針を書こうかと思っています。
国内にいた時との比較も書いていこうと思います。
※あくまでも僕の個人的な方針ですので参考程度の理解でお願いします。
本日のまとめ
油断せず、あせらず、謙虚に学びながら基盤を固めていく。
現状は、国内にいた時よりも守備的な投資方針です。
海外1年目で環境がかわり、年間支出などもわからないということもあります。
またS&P500などの株価が大きく落ちている現在、世界経済の状況が戦争やらであまり思わしくないというものあります。
そもそも元本を増やせば無理する必要もないなとも思っています。
国内にいた時と共通していることは「収益源をつくり、元本を減らさないこと」
冬の時代であっても、投資資金はあくまでもすぐには使わず、かつ収益の範囲中から仮想通貨への投資を行っていく。
冬の時代の仮想通貨への投資
海外移住後と国内にいた際の投資方針について変化を書いていきます。
共通しているのは、元本は減らさず、収益の中から投資を行う事です。
もし投資元本が減る状態なら、投資できる収益が出てから投資します。
海外移住FIRE後
海外移住してからの僕の収益の大半は利回りです。
仮想通貨だとステーキングやレンディングの収益になります。
2022年の仮想通貨の冬の時代の現在は、ステーキング収益の半分を仮想通貨に交換しています。
仮想通貨の利回りを減らさず、仮想通貨の投資を行っていきます。
具体的には、例えば、USDTのステーキングで10万円増えたら5万円をアルトコイン、3万円はUSDTステーキングの元本にプラス、2万円は他に投資します。
割合は状況によって変えますが、今はだいたい半分はアルトコインでステーブルの元本も増やしながら行っています。
バブル期は、USDTなどのステーブルコインで貰っていました。
先ほどの例の10万円の利回りなら、その全てを元本に入れて更にふくらまして再投資してました。
当時は、「Kucoinで仮想通貨バブル時代かどうかを判断する簡単な方法」で記載したように、おかしな金利でもスグに貸せました。
これは、海外で仮想通貨同士の交換で税金がかからない国にいるからこそ行っています。
今の冬の時代に僕が仮想通貨でやっていること
・銘柄精査
・一部ローンチ参加
・BNB積立
・ステーキング
報酬の半分くらいはステーブルから個別アルトへ。今はNexoとアルパカを少しずつ増やしています今は報酬のみからですが、個別で買うのはバイナンスのローンチ再開から(予定)
— かにたま@仮想通貨で海外移住FIRE (@kanitama7777777) July 24, 2022
▲仮想通貨の冬の時代は、仮想通貨の割合を増やしています。
今の僕が意識していることは、大口になれる可能性のある仮想通貨の保有割合を増やす点です。
仮想通貨では大口になると良い点があります。
・影響力が強くなる
株式では、1%以上保有する大口株主のみ「株主提案権」というものが与えられます。
一方、仮想通貨の世界では誰でも意見を提案できてブロックチェーンという透明性がある反面、1票の重みが違います。
仮想通貨の世界では、保有割合が多い大口ほど投票で影響力を持ち、意見が通りやすくなります。
よって、大口の意見が重用され、自分の求める世界がつくりやすくなります。
コントロールする気はありませんが、好きなコミュニティで思うようにいくのは嬉しいことです。
・利回りが増える
将来大きく価値が上がっていくならば、保有割合が多い方が恩恵は大きいです。
特に多くの仮想通貨はPOS(持っているほど増えやすい)の仕組みを採用しています。
例えば、同じ利回り3%でも100枚持っていれば3枚しか増えませんが、1000枚持っていれば30枚増えます。
同じ3%でも恩恵が違います。
もっとも、価値が下がり続けば、その逆で恩恵は大きく減るため、注意も必要です。
他には、「他力本願で稼ぐ!?仮想通貨資産運用を任せる基準 ~トレーダー編~」などもそうですが、投資に回すだけではなく、様々な資産運用法も試しています。
やってみると、トレーダーさんの日々のポジションも見えて、大きな利益の裏には、大きなリスクがあるんだなあとしみじみと感じます。
仮想通貨もそうでしたが、疑いばかりでなく、まず試さない事には自分に合うのか?内情はどうなのか?等は、わかりません。
本当に様々な手法を試しています。
ただ、ここでも意識しているのは投資元本を減らさない事です。
あくまでも収益内の投資にまわせる資金でやっています。
元本を崩してイキなりドカンと入れることはないです。
今の所、「損をしにくいアルトコインの資金投入タイミング ~信頼編~」で書いたようにバイナンスのローンチ開始時に様子を見ながら、アルト用に使う資金で買おうかと思います。
ただ、「ビットコインの半減期を知るものは仮想通貨市場を制す」で書いたように2024年以降までかかるかもしれないとも感じています。
現状の戦争などで株価も思わしくなく、破綻騒動の余波などで仮想通貨も立ち直りまでまだ時間がかかりそうだなと感じています。
日本にいた時(海外移住前)
日本にいた時に参考にした投資法は、本田静六の投資法です。
彼は普通の一般的な収益で静六は妻と子供がいながら、その25%を投資に回していました。
そこで僕は、静六の倍の日本円の収益の半分以上を投資に回しました。
そのために保険なども必須の健康保険以外の解約できるものは全て解約しました。
定額で払っていたのはアマゾンプライム(年4900円)と年金くらいですね。
Amazonプライムも年金も僕にとっては投資です。
Amazonプライム会員になると、宅配代がゼロになるだけではなく、無料で読める書籍(本)があります。
書籍の知識は、無知な僕にとっては投資です。
年金は海外移住した今でも支払っています(海外で受取可能)
年金は確かに近年、日本円の価値も落ちていますし、年金に入れるなら仮想通貨に回した方が良いと思ったこともあります。
しかし、2018年の仮想通貨の暴落で分散の意識が芽生え始め、年金だけで全てはまかなえませんが、将来の生活の一部を支えるものがあった方が良いなという事で支払い続けています。
「年金は何年貰ったら元が取れるの?ー佐野社労士事務所」等で書かれているように、そこそこ長生きをすれば、元はとれます。
ある意味、投資だと思って続けています。
話を戻します。
最初は、収入を上げることを意識しました。
2017年はグーグルの方針に従ってブログを必死でやりました。
しかし、それから僕がある程度の資金が貯まった状態で本格的に意識したことは、「仮想通貨でFIREするための道のり、こうすれば上手くいく!?」で書いたように、銘柄選びに力を入れることです。
なぜなら、大きい投資額成功した仮想通貨の収益は、働いた給料等の収益を大きく上回ります。
これは「資本(投資など)収益(R)>>働く収益(g)」を提唱した トマ・ピケティの21世紀の資本などで証明されています。
Rをより高めるには収益率の高い(伸び率)の銘柄を選ぶ必要があります。
更に2020年頃から分散を意識し始め、コロナショックにSBI証券のS&P500に投資を始めました。
自由な時間を増やすために
多くの人は、生きていくために、ある程度のお金が必要で働きます。
誰かに雇われたり、たとえ独立しても働いてお金を得るには、誰かの意向に沿って生きていくことになります。
例えば、独立してインターネットを使うと大きく稼げることもあります。
しかし、結局は、組織の意向に従う必要があります。
従わないと、例えば、YoutubeだとGoogleの意向次第でBAN(アカウント削除)されたり、ブログだと圏外に落ちたりもします。
すると、収益が大きく下がり、それだけに頼っていた場合、生活できなくなることもあります。
2017年時代、昔の仮想通貨ブログは、元本をためるためグーグルに評価されようと毎日複数記事更新したり、タイトルを32文字以内でキャッチなタイトルにするなど読み手のためよりもグーグルから如何に評価されるかを意識した形式で書いていました。
確かに言われた通りにやれば、そこそこの成果はでましたが、僕にとっては、それは自由な時間だとは感じませんでした。
僕は書くことは好きですが、グーグル等の意向に従うのは、あまり好きではありません。
会社などの組織もそうです。
自分が休みたくても、普通の会社であれば、特に長期間は簡単には休めません。
組織である以上は、仮に体調が悪かろうが、チームに迷惑をかけてしまうため勝手に休む等は僕にはできません。
労働は尊いものです。
生きがいにしている人もいます。
僕も働くこと自体は、嫌いではありません。
好きなら無償でも良いと思うくらいです。
ただ、生きていくためには、ある程度のお金は必要です。
そして、そのお金を得るためには、対価として誰かの要求(ニーズ)に答えていく必要もあります。
求められるニーズによっては、自分の意向とは違うため、自由を奪われる可能性もあるわけです。
働かないルート、例えば、生活保護というルートもありますが、色々な節制があります。
そんな中、トマ・ピケティの著書で、この資本経済の中では、投資などの資本収益(R)の方が働く収益(g)をの平均を大きく上回ることがわかりました。
つまり、この世は、資本を増やすことで自分が働く以上にお金が勝手に稼いでくれる世界だということがわかりました。
ですから、資本収益を増やしていけば、僕にとって自分の意思に従うという自由な時間を奪うことが多かった労働に時間を割く必要が少なくなると思いました。
資本収益が頑張ってくれれば、生きるお金が得られて生活に余裕ができ、自由な時間が増えたり、収益にこだわる必要もなくなりGoogle等の意向に従わなくても良くなります。
※このブログはグーグルの意向に従わず、グーグル広告は張っていないので、今後、どれだけ書いても評価はされません。ただ、綺麗ごとはあまりないので、人によっては上手くいくと思います。
最近では、あまり仮想通貨投資に時間を割かずに済む方法も考えていて、このブログで書いているような原則を見つけたり、色々な運用を試しながら資産形成に力を入れています。
投資家は、影響力が強く、恩恵は大きい割に自由な時間が確保しやすいです。
例えば、株であれば株の所持でその会社に勤めて働いていなくても社員以上の恩恵があります。
実際、株価が上がり株主は儲かっても、会社の社員の給料はなかなか上がらないのが現状です。
これはR>Gの世界だからこそ起こります。
そして、株主は株主投票で取締を退任させることも可能なほど強い影響力を持ちます。
辞めたい時は株を売ってあと腐れがないのも良い点です。
お金をためて老後から自由な生活を行うにしても、自由な時間を謳歌できる老後に今のバイタリティ(生命力・活力・体力など)があるのかわかりません。
本当の自由を手に入れるために資本(お金)が欲しかった。
だからこそ、僕は新たなリバタリアニズム(自由主義)という政府などの管理にも縛られない金融の自由を象徴するビットコインに共感したのかもしれません。
最後に
資本を増やすことに対して決して慌てる必要はないと思っています。
投資の神様であるウォーレンバフェットは、投資歴39年目の50歳以上から今の資産の9割以上を築き上げました。
資産を増やし続けていけば、資産は比例ではなく、指数関数的増加します。
つまり、最初は伸びは緩やかでも晩年はとてつもないスピードで増えていきます。
ちなみにバフェットが投資で100万ドル(約1.3億円)の資産に到達したのは、投資開始から19年以上経った30代です。
年数の効果は凄まじく、だからこそ利回りの元本を減らす投資ではなく、極力、減らさない収益分からの投資は意識しています。
仮想通貨は、今後も伸びると思っています。
しかし、今の僕は、元本を減らすなら止めます。
仮想通貨は短期で1年も経たずに100倍以上と爆発的に伸びることも多々あります。
▲かなり、守備的になってきていると思っています。昔だったら、BNBの大型アルトの積立はやらずに小さな規模の草コインに多くをぶっこんでいたはず。
▲草コインは、Sleep to earnなどは非常に面白いと思っています。
寝るのは毎日の事であり、誰でも行う事です。
sleepfutureは仕組み上、あまり稼げません。
ただ、初期投資がない無料モードのあるsleep to earnです。
最初から上限がわかるなら荒れにくいでしょうし、無料でも出来るので無課金であれば損はしないので良いかなと思い、ツイートしました。
無料だと1日200円くらい稼げる設定のようです。
1日寝るだけでミルク代くらいにはなります。
課金したり、トークンの価格が上がればもっと跳ね上がるとのことです。
現在のアルトコインは最近は少し持ち直してきましたが、下落トレンドの真っただ中。
リベンジトレードも目立ち、破綻や倒産、仮想通貨詐欺もTwitter上でトレンド入りしているほど詐欺が横行しています。
下落トレンド中は、ご存じのように上場したアルトコインやNFT等も価値を落としやすく、くれぐれもご注意ください。
CHZなどですら下落トレンド中に上場したため、ICO割れをした過去があります。
stepnのように靴などのNFTで初期費用がかかる「●● to earn」は、まともで上手くいけば初期から大きく稼げる可能性はあります。
しかし、そのぶん反動がデカいのでご注意ください。
▲Stepn、靴の価格が落ち着いてきたこともあり、そろそろやってみようと思います。
価格的にはもう一声という感じですが、相当、安くなってきたと思います。
初期費用のかかる●● to earnはいずれ適正価格に収束します。
とはいえ、今でも歩いたり走るだけで、そこそこ稼げるのは凄いことです。
1番安い靴でもたった10分でジュース1本くらいは買えます。
そんなウォーキングアプリは仮想通貨以外ではありません。
いずれ生活の一部に組み込まれていくと思います。
話はそれましたが、とにかく慌てる必要はないです。
僕は大きな利益よりも、少しでも投資元本を増やし続ける事を意識し始めています。
「長期向けアルトコインを探し出せ!どんな仮想通貨を選ぶ?」で記載したように基本は、仮想通貨でも5年ほどのある程度の年数を経て、大きな投資効果が発揮されます。
それに人によってお金が無くても友達や家族、愛人などに囲まれて幸せな人もいますし、どれだけお金があって多くの友人がいても心は満たされない人もいます。
2018年6月米国の大スターである自身の名を冠したブランドを持つデザイナーの女性ケイト・スペード(資産200億円以上)は自殺をしています。
最近では、お金よりも精神や肉体的な充足の方が重要だとも思っています。
「日々の仮想通貨投資生活を長く続けるために!健康管理も意識しよう!」などで書いたように健康であれば長生きができ、そのぶん時間で投資効果も上がります。
個人的にストレッチと呼吸法はおススメです。
健康が投資効果を上げるなら、それこそMove to earn(動いて稼ぐ)やSleep to earn(寝て稼ぐ)などは、金銭面だけでなく健康ロングに投資していると思っても良いでしょう。
仮想通貨の投資に関しては、他人と比較せず、特に初期は結果にこだわらなくて、むしろ楽しむくらいで良いと思います。
まず他人と比べるのは間違いです。
そもそも環境や考え方などの性格が違います。
合う、合わないはありますし、同じことでも人によっては正解でも、人によっては不正解です。
今回の元本の減らさない収益の中での投資はあくまでも僕の例です。
様々な成功法則があるので、「参考程度に」と記事でよく書いています。
色々と試すと、自分にあう投資法が見えてくるはずです。
とにかく、試してみることが重要だと思っています。
試すことで投資で失敗するとその時はガッカリすると思いますが、初期は失敗して当たり前です。
詐欺などにかかると自責の念(自分を責める)こともあるでしょう。
しかし、むしろ、投資初期から失敗できることはラッキーです。
「仮想通貨投資の失敗や挫折を目標達成の成功に変える考え方について」で書いた通りです。
絶対とはいえませんが、謙虚さを取り戻す意味でも、そう思う日が来ます。
僕も2018年の大暴落で仮想通貨の資産が大きく減って良かったと思っています。
恐らく、あの大暴落を経験した多くの人は、今が良くても浮かれていないはずです。
仮想通貨の投資家は、投資経験が浅いためにナメられがちです。
しかし、あの尋常じゃない暴落を経験した今の仮想通貨の投資家は、下落のヤバさを身をもって体験しているので、経験値は半端なく上がっています。
今回の2022年で初めて暴落を経験した方も学ぶことがあったと思います。
初期の失敗は当たり前なのですが、ガッカリして意気消沈するのであれば、確率で考えると良いです。
野球では3割撃てれば一流です。
仮想通貨でもアルトコイン10個中3個も当てることが出来れば相当な利益になります。
投資で1度も失敗しない人は、そもそもいないのです。
全部当てる必要はありません。
だから何度か失敗してもダメだと自分を責めないで下さい。
平成最後の勝負師と言われた是川銀蔵さんや世界三大投資家の1人であるジムロジャースさんは破産(※)した後に大成功を収めています。
仮に致命的な失敗を起こしたとしても心さえ折れなければ、どうにでもなります。
※特に是川さんは何度も破産しています。勝負師として名を遺した彼から出た答えは「余剰資金で投資をすること」でした。
仮想通貨についてたった1分だけでも調べるだけでも目に見えない仮想通貨の経験値が少しずつたまり成長し、いずれ飛躍します。
無理なく、慌てずにチャンスを待ち、投資を行っていくつもりです。